経営情報学研究科
大阪国際大学 大学院 経営情報学研究科では、国際社会・情報社会において急速に進展する実業界の中で、即戦力として活躍できる企業経営の中核を担う人材の育成を目標としています。
【教育方針】
経営情報学においては、高度化した専門知識が広範多岐にわたることから、修士課程ではコース設定を行ったうえで経営・情報・会計・経済についての体系的で専門的な研究を行い、博士(後期)課程では研究テーマを絞り徹底した個人指導を行います。
【アドミッションポリシー(求める学生像)】
修士課程においては、国際社会・情報社会において急速に進展する実業界の中で、即戦力として活躍できる企業経営の中核を担う管理職に就くことを望む者を受け入れる。
博士(後期)課程においては、修士課程で修得した専門的知識をさらに深め、国際的経営の実務に直結した経理・経営分析・税務・情報等の技術を駆使し、高度な専門的職業に就くことを望む者を受け入れる。研究計画の実現性が可能で、その成果が各専門分野において重要な役割を果たすかを判定する。
- 修士課程
- 博士課程
1.教育の特色
- (1) 課程修了の要件
- 修了要件単位数は、34単位とし、うち「研究調査法特論」2単位と「特別研究」8単位を必修とします。
- (2) セメスター制の採用
- 本課程2年間を第1セメスターから第4セメスターに分割し、セメスターごとに完成した授業科目を学修します。
- (3) 履修コースの設定
- 経営情報学に関する高度化した専門知識は、広汎多岐にわたっており、各授業科目を各セメスターに適正に配分しただけでは履修上混乱を来たす恐れがあります。そこで、漫然と授業科目を履修する弊害を避け、系統的・効率的な学修が可能となるよう、複数の履修コースを設定しています。
- (4) 基礎科目から応用科目へ
- 指導教員の指導の元、基礎的な科目を最初に置き、次いで高度化した内容の科目を配列し、その後、種々の現実に即した応用科目へと移り、最後に個人指導としての特別研究へと到ります。このような積み上げ方式により、経時的な学修を完成させます。
- (5) 学生のレベルに応じた指導
- ① 学生個々の能力と準備状況に即応するため、1年次から始まる「特別研究」での個別指導体制を充実させる。
- ② 留学生については、日本語能力テスト等による語学力に応じて、別途、日本語の学修をするよう指導する。
- ③ 必要に応じて、学部の授業を聴講するように指導し、基礎学力を補うようにしている。
- (6) 幅広い専門科目群
- 本研究科においては、授業科目を5つの科目群で構成しています。その科目群を階層的に配列し、多様な学生の指導に対応し得るよう、積み上げ方式による効果的な教育を目指しています。
(2019年度実績であり、次年度以降は変更の可能性があります。)
科目群 | 内容 |
---|---|
経営情報学基礎科目群 | 経営学、経営戦略、マーケティングなどの経営情報学の基礎科目について、学部の講義を深化した特論を組み込み、さらに国際的感覚の養成として、「国際経営特論」、「経営戦略特論」を設けている。 |
経営管理科目群 | 人事管理、財務管理、生産管理などの個別管理の現実に即した高度の理論を中心とする。 |
会計学科目群 | 「会計学特論」によって企業会計の基本原理を再吟味した後、現行会計の基本問題を制度・情報・システムの諸側面から、さらに国際的展開にも関わらせて考察し、企業会計の全体的理解を増進させる。 |
経済学科目群 | 学部における経済学の知識を基礎として、国際経済学、公共経済学、環境経済学、日本経済論のより進んだ学修を通じて、理論的あるいは実証的な経済学的分析手法を学ぶ。 |
情報科学科目群 | 経営情報学の中心的課題の一つである最新の情報処理技術の修得のための科目群であり、「情報科学特論」、「情報処理特論」、「データベース特論」などからなる。 |
- ※ 税理士試験免除:履修コース 及び 修士論文のテーマにより、税理士試験において会計学に属する科目の試験を一部免除されることがあります(税理士試験の免除申請については、国税庁等の最新情報を確認してください)。
授業科目一覧
(2019年度実績であり、次年度以降は変更の可能性があります。)
授業科目名 | 単位 | ||
---|---|---|---|
必 修 | 選 択 | ||
経営情報学基礎科目群 | 経営学特論 | 2 | |
経営戦略特論 | 2 | ||
国際経営特論 | 2 | ||
マーケティング特論 | 2 | ||
経営科学特論 | 2 | ||
経営情報システム特論 | 2 | ||
経営統計学特論 | 2 | ||
研究調査法特論 | 2 | ||
経営情報学基礎科目群 | アジア市場特論 | 2 | |
人事管理特論 | 2 | ||
財務管理特論 | 2 | ||
生産管理特論 | 2 | ||
会計学科目群 | 会計学特論 | 2 | |
国際会計特論 | 2 | ||
税務会計特論 | 2 | ||
制度会計特論 | 2 | ||
経済学科目群 | 国際経済特論 | 2 | |
公共経済特論 | 2 | ||
環境経済特論 | 2 | ||
日本経済特論 | 2 | ||
情報科学科目群 | 情報科学特論 | 2 | |
情報処理特論 | 2 | ||
データベース特論 | 2 | ||
経営情報特論演習 | 2 | ||
特別研究Ⅰ | 4 | ||
特別研究Ⅱ | 4 |
教員一覧
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1.教育の特色
- (1) 課程修了の要件
- 修了要件単位数は、24単位とし、うち「外国文献特殊研究」4単位と「特別研究」12単位を必修とします。
なお、博士学位論文の提出と最終口頭試験の合格を必要とします。 - (2) 履修上の特色
- 本課程のカリキュラムは、修士課程における経営学、会計学、情報科学、経済学の4系列を、更に深化し、より専門的な指導を受けられることに配慮します。
- (3) 教育内容の特色
- 本課程においては、専門科目の学修と指導教員の個人的指導による研究を中心とします。
授業科目一覧
(2019年度実績であり、次年度以降は変更の可能性があります。)
系 | 分 野 | 授 業 科 目 名 | 単 位 | |
---|---|---|---|---|
必 修 | 選 択 | |||
経営系 | 経営学 | マーケティング政策特殊研究 | 4 | |
人的資源管理特殊研究 | 4 | |||
国際経営戦略特殊研究 | 4 | |||
経営管理システム特殊研究 | 4 | |||
経営史特殊研究 | 4 | |||
経営環境 | 公共財政特殊研究 | 4 | ||
国際金融特殊研究 | 4 | |||
企業環境特殊研究 | 4 | |||
会計学 | 会計政策特殊研究 | 4 | ||
国際会計特殊研究 | 4 | |||
情報系 | 経営科学 | 経営科学特殊研究 | 4 | |
経営情報システム特殊研究 | 4 | |||
OR特殊研究 | 4 | |||
情報科学 | マルチメディア情報処理特殊研究 | 4 | ||
計算機科学特殊研究 | 4 | |||
情報システム特殊研究 | 4 | |||
外国文献特殊研究 | 4 | |||
専門研究演習 | 12 |
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