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2019年度前期公開講座 第4回『性を科学する!』を開催しました。

19/07/17

 7月6日(土)10時より、6号館4階大教室にて公開講座『性を科学する!』の第4回講座を開講しました。(参加者:214名)

 この講座は、本学の様々な学部学科に所属する教員6名が、それぞれの専門分野から「性」を科学するオムニバス講座です。これまでの固定概念を無くし、多様な視点をもって「性」について考えていきます。

 第4回目は、「女性は男性に従うもの? -英国ヴィクトリア朝時代の女性の立場-」と題し、国際教養学部国際コミュニケーション学科 齋藤由紀教授にお話しいただきました。講義では、英国の成り立ちや王室の系図を辿りながら、さまざまなエピソードを交えて、当時の女性の立場について学びました。華やかなイメージのあるヴィクトリア朝時代ですが、女性が本を出版するには、男性の名前を偽名として使用するなど、女性の立場は決して高くありませんでした。しかし、そういった時代であっても、 女性の参政権を求めて声をあげた女性がいたことなど、ヴィクトリア朝時代を通じて、改めて女性の立場を考える講義となりました。

 次回は、8月3日(土)10時より開催します。講師は国際教養学部国際観光学科 佐藤史郎准教授、テーマは「紛争と貧困を女性の視点から考える」です。例えば、タイとミャンマーの国境付近では、女の子が売春をさせられています。彼女たちを救うためにはどうしたらよいのか、この講座を通して考えていきます。

(本講座の受講受付は終了しています)

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