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ライフデザイン総合学科 2018年度 海外インターンシップ(カナダ)報告

19/04/25

  ライフデザイン総合学科では、毎年恒例となっている春季のカナダ・インターンシップ研修を約3週間の日程で実施しました。今年度は、観光・英語コースの1年次生6名が参加し、全員無事に帰国しました。

 研修内容は、前半は語学学校での英語の集中講座、後半はJTBインターナショナル・バンクーバー支店のアレンジによる、現地の観光事業の現場への訪問や実地研修などで構成されています。また、学生は3週間の滞在中、ホームステイを通じて現地の家族との交流を深めます。


 語学研修では、バンクーバー市内の語学学校(Canadian College of English Language: CCEL)において、英語以外の言語は使用禁止という環境の中で、インターネットやコンピューターを駆使した授業を受講しました。生活環境の異なる世界の様々な国から参加した学生との交流に、刺激を受けたようです。加えて、ホームステイ先の家族との生活も、英語での日常的なコミュニケーションを上達させる恰好の機会となりました。

 観光分野の研修では、ホテル、レストラン、バンクーバー国際空港の見学やANA空港支店での「感動を与えるお客様対応について」の研修、さらにはシアトルのボーイング社の見学など、様々な場所を訪れ、現地ならではの貴重なお話を伺うことができました。また、JTBインターナショナルでの1日職場体験や、バスでの模擬添乗など、実践的な研修も行われ、学生一人ひとりが割り当てられた役目に精一杯挑戦し、自信を高めていました。

 このほか今年は新たに、本学が位置する守口市との姉妹都市であるニューウエストミンスター市も訪問し、観光する機会を得ました。守口市とニューウエストミンスター市は、日本とカナダで最も早く姉妹都市の関係を結び、半世紀以上の交流があり、学生たちにとっても、地域を基盤とした国際交流について考える機会となったようです。



 学生同士の絆も深まり、現地の方々との触れ合い、めったに経験が出来ないカナダでの観光業界の研修、現地での実生活を通じた語学の学びなど、どれをとっても非常に価値のある3週間でした。学生たちが、これらの経験を通じて吸収した多くのことを、それぞれの将来に活かしてほしいと願っています。

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