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2016グローバル短期研修(インドネシア)報告レポート

16/10/26

 「世界で活躍できる人材育成」を目指した短期プログラム「グローバル短期研修」ですが、今年もインドネシアで9月1日~15日に渡って、実施されました。

 出発前の事前学習が6月から始まり、現地到着後は日系企業訪問、協定大学でのワークショップ、現地高校訪問、文化体験など様々な角度からインドネシアを学び、たくさんの友人との思い出を持って帰ってきました。

【日系企業訪問】

 インドネシアに進出している日本企業を代表するPT. Panasonic Manufacturing Indonesiaを訪問し、企業活動からみたインドネシア市場について、製品を通じてインドネシアの生活スタイルを学ぶとともに、製造ラインの見学を行いました。

【協定校訪問】

  1. ①London School of Public Relations, Jakarta(通称LSPR)
  2. 首都ジャカルタにある協定校London School of Public Relations, Jakartaを訪問。サバイバルインドネシア語ワークショップを行いました。また日本大使館にあるASEAN代表部をLSPR理事長、学生と共に訪問。日本ASEAN関係について須永大使から解説を頂きました。

  3. ②Dian Nuswantoro大学(通称UDINUS)
  4. 中部ジャワ州の州都スマラン市にあるDian Nuswantoro大学を訪問し、入学式に出席しました。また日本語学科2年生3年生の授業として日本文化紹介を行うとともに、日本語学科新一年生に対してはひらがなワークショップを行いました。

【高校でのボランティア活動】

 ジャカルタ市内の1つの高校、スマラン市内の3つの高校を訪問し、日本文化紹介授業を行いました。アニメやマンガの影響はもちろん、ライフスタイルで多くの日本企業の製品が使われているインドネシアでは、高校での日本語学習者が世界で2番目に多いなど「親日国」と言われています。訪問したどの学校でも熱烈な歓迎を受け、その期待に応えるために、汗だくになりながらボランティア授業を行い、充実した時間を過ごすことができました。

【インドネシア文化体験と日本文化体験】

 伝統的な楽器であるガムラン演奏体験、民族衣装のバティック染め体験はもちろん、2泊3日のホームステイを行い、インドネシアのライフスタイルを満喫しました。日本と違う生活習慣について、違いを違いと認め、その中で共通性を見つけ認め合う異文化適応力が身に付いたのではないでしょうか。
 またジャカルタ日本祭りを見学する機会があり、Panasonicや吉野家など日本企業の商品見本市だけでなく、神輿やよさこいソーラン等の日本文化体験、コスプレや漫画アニメなどのサブカルチャーを楽しむ文化祭のような雰囲気で、インドネシアの人々に日本文化がとても受入れられている姿に、とても親近感を持ちました。

【ユネスコ世界遺産ボロブドゥール寺院訪問】

 Dian Nuswantoro大学日本語学科の有志とユネスコ世界遺産ボロブドゥール寺院を訪問しました。世界中からの観光客を魅了する世界最大級の仏教遺跡のスケールに感動し、時が経つのを忘れてしまいました。観光客を象の背中に乗せて記念撮影する所もあり、大はしゃぎする光景も忘れられない旅の1コマです。(約10分の象乗りが約500円!) イスラム教徒が多く住むインドネシア一番の観光スポットがここ仏教寺院であり、ここでも違いを尊重する寛容性について学ぶことができました。

最後に、本研修にご協力頂きました皆さまに深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。Terima kasih banyak!

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