大学紹介

カンボジアボランティア報告!

16/03/10

チョムリアップ・スオー!こんにちは!国際交流センターです。
世界で活躍できる人材を育成するグローバル研修の1つ、カンボジアボランティアプログラムが2月21日から29日まで実施され、現地の小学校で日本文化を紹介するボランティア体験などをメインにカンボジアの人々と交流活動を行いました。

【ボランティア体験】
①日本文化紹介ボランティア
合計2校の小学校を訪問し、日本文化紹介ボランティア授業を行いました。我々研修団の受け入れにご協力頂いたどちらの学校でも、たくさんの生徒達から熱烈な歓迎を受けました。
当日は工作・外遊び・歌の三部構成で活動しました。工作では牛乳パックで作った「ぶんぶんゴマ」を共に回し、外遊びでは「だるまさんが転んだ」と「しっぽ取り」を行いました。歌の時間は「世界が一つになるまで」「幸せなら手を叩こう」を披露し、最後にカンボジアの歓迎ソング「ア・ラッピーヤ」を全員で合唱しました。
1.圓山小学校校(タケオ州)約200名参加
2.高梁サマメトレー小学校(タケオ州)約300名参加

②手洗い・歯磨き指導ボランティア
学校保健活動を行うNPO法人と共に、カンダール州の小学校を訪問し、手作りの紙芝居を使って、手洗い・歯磨きの必要性を説明。その後、寄付した石鹸やハブラシを使って一緒に実演しながら子ども達に手の洗い方・歯の磨き方を覚えてもらいました。

【日系企業訪問・卒業生訪問】
現地で活躍している日系企業を訪問し、カンボジア社会における産業・教育事情理解を深めると共に、海外で働くことについてお話し頂きました。また、シェムリアップで医療通訳として活躍している本学卒業生からは、学生生活や海外体験など貴重なアドバイスを頂くことが出来ました。

【大学交流】
王立プノンペン大学(プノンペン)
OIU生からは大学案内と日本の四季についてのプレゼンテーション、歌の発表を行いました。王立プノンペン大学日本語学科生からは、カンボジアの食事や生活について発表を受け、その後はグループで日本語での会話を楽しみました。親切で気さくな現地の学生さんと接し、国境を越えた友情を深めることができました。

【平和学習】
ポル・ポト政権時代に処刑された人々の遺骨が埋葬された慰霊塔があるキリング・フィールド、残虐行為を後世に伝えるトゥール・スレン博物館を見学。また、地雷博物館では地雷除去のボランティア活動を行っているアキ・ラー館長が、現在までに撤去し、安全処理を施した約5000個の地雷や武器の展示を見学しました。

【景勝地視察】
世界文化遺産のひとつとして知られているアンコール遺跡群を訪問。一番有名なアンコールワットは早起きをして日の出と共に観賞しました。その後、アンコール・トムやタ・プロームも訪問し、その神秘的な美しさを満喫しました。

わずか8日間の滞在でしたが、経済発展著しいカンボジアの都市部・農村地域・観光地域の違いを肌で感じながら、カンボジアに新しい友人を作り、異文化に適応する柔軟性を身に付けたりするなど、短期間にたくましく成長して帰国することが出来ました。沢山の方々のご協力によって、このような素晴らしい体験が出来たことに大きな感謝の気持ちを忘れず、日本と世界の懸け橋となれるような人材になってくれることを期待しています。
ありがとうございました!オークン・チュラン!

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