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「庭窪ワンド清掃と外来魚調査」に参加しました

15/07/23

前回に引き続き、7月11日(土)に、プレッパーズ部が庭窪ワンド清掃と外来魚調査*へ行ってきました。晴天の炎天下、漂着ゴミ回収班と、外来魚調査班に分かれて作業を開始。回収班は、暑さと大量のゴミと戦い、調査班は地曳網と捕れた魚を外来種と在来種に選別しました。今回捕獲した外来種は,ブラックバス581匹、ブルーギル7匹、カダヤシ1匹、アメリカザリガニ5匹、ウシガエル(オタマジャクシ)126匹でした。全体数だと在来種の方が多かったのですが、捕獲したブラックバスは今年孵った子どもが成長したもので、このまま成長すると在来魚はあっという間に餌にされてしまいます。そのため捕獲した外来魚は、駆除も兼ねてプレッパーズ部らしく美味しく頂きました。今回はバッタも食しました!

【守口市民の水源!】
庭窪ワンドは、守口市内の水道用に淀川の水を取水している場所だそうです。大学で使用している水がここで採取されているのです。現状その場所がゴミに埋もれてしまっています。毎回ゴミを回収しても、上流からゴミが流れてきています。守口市民の皆さん、自分たちが使っている水がどこから来ているのか、ちょっと気にしてみませんか?ゴミが浮かんでいる所で水をくみ上げている様子を想像してみて下さい。綺麗にしたくなりません?ということで、次回の活動は8月22日です。部員以外の皆さんの参加もお待ちしています!!

*外来魚調査の目的は、淀川水系の本来の姿を維持するべく外来魚の駆除と天然記念物と国内希少野生生物植物種に指定されている淡水魚・イタセンパラを野生復帰(現在イタセンネットが保護し、放流するタイミングを計っています)させることです。現在は、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚によって在来種が捕食され、住処を奪われているため、外来魚の駆除を行いながら、イタセンパラが野生復帰できる元の淀川の姿に戻すべく奮闘しています。

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