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海外体験レポート ~ライフデザイン総合学科 平藪 佳純さん~

13/05/31

海外インターンシップに行っていた学生からレポートが届きましたので、紹介します。

ライフデザイン総合学科 観光・英語コース  1年次生(参加当時)
留学期間  2013.2.28~2013.3.20
インターンシップ海外研修(カナダ)

  語学留学のほかに、観光業界のさまざまな所に研修に行けるところに魅力を感じ参加しました。私は、将来旅行業界で働きたいと思っており、また海外で働きたいとも思っているので、このインターシップで実際に海外で働く方のお話を聞き、働いている姿を見ることができるいい機会だと思い参加しました。


  研修では旅行会社、観光局、空港、レストラン、ホテル等に行きました。お話を聞くだけでなく、ホテルでプリチェックというお客様の代わりに事前にチェックインをする、というお仕事をさせていただきました。とても簡単だよと言われていたのですが、実際してみると英語でのやり取りがとても難しく苦戦しました。他に、自分が添乗員になってカナダの観光地を紹介したり、日本から来たお客様を空港まで迎えに行ったりしました。レストラン研修ではカスタマーサービスについて教えていただき、最後にはお料理も食べさせていただきとても良かったです。また、海外で働く上で楽しかったこと、辛かったことなどたくさんの貴重なお話を聞くことができました。


  研修中に、語学学校にも通いました。学校では母国語が禁止で英語での会話、授業を行うためとても大変でした。授業は主にパソコンを使い自分の意見を言ったり、近くにいる人と意見を交換したりし、英語を話す機会がたくさんありました。自分の言いたいことを言うことや、相手の言いたいことが理解できずとても苦労しましたが、諦めず頑張れば伝わることを知りました。また日本人はシャイであまり発言をしないと言われているのですが、他の国の人は自分の意見をはっきり言っていて見習わなくてはいけないと感じました。恥ずかしいからといって何もしないのは意味がなく、自分から積極的に話しかけ、行動することの大切さを学びました。クラスメートとも仲良くなることができ本当にとても楽しかったです。


  楽しいばかりではなく苦労したこともありました。ホームステイでは文化の違いから、生活習慣に慣れるまでに時間がかかり、ホームステイ先のお母さんと上手くコミュニケーションが取れず、泣くこともありました。お母さんには「あなたはguestではなくfamilyなのよ」とよく言われ、自分のことは自分でするという家だったので、いかに日本での生活が親に甘えて暮らしていたのかを痛感しました。その分、毎週日曜日は教会にお祈りに行ったり、映画に連れて行ってくれたり、夕食後、いろいろお話をしたりして、異文化にたくさん触れさせて貰え、視野や考えがとても広がり本当にいい経験になりました。


  3週間という短い間でしたがたくさんのことを学ぶことができました。たくさん笑い、たくさん泣きとても成長できたと思います。何事も行動しないと状況は変わらないということ。思っているだけで伝えないと意味がないということ。言うのは簡単だけど実際やってみるのには勇気がいること。このインターシップを通して、改めてそれらの大切さを学びました。カナダで学んだ多くのことが無駄にならないよう就職活動や今後の生活に活かしていきたいです。
  "出会うためには出かけなきゃ!!!"皆さんもぜひ参加してみてください!!!


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