9月9日(月)、経済学科公務員コース所属の学生のうち、消防士や警察官を目指している学生が、1日消防士体験に参加しました。この企画は、地元の守口市門真市消防組合の全面的なご協力のもと、今年初めて実現したものです。
午前は、まず総務課人事担当者の方より、消防士として働く心構えについてお話を伺いました。続いて救急業務・災害活動・指令業務・調査業務について、関係の消防吏員の皆様からお話しいただきました。
午後は防火衣に着替えて、ホースの運搬や、放水訓練を体験しました。
そして特別救助隊の訓練に参加させていただきました。災害現場で冷静・迅速に活動できるよう、日々厳しい訓練を積まれていることを、学生たちは身をもって知ることができました。
学生たちは災害現場で使用される器具の使い方も教わり、最後は体重70㎏の要救助者の人形を、障害物のある平面と、階上から階段を使って搬送する訓練にもトライしました。
参加した学生たちは
・現場のリアルな空気や訓練の厳しさ、消防士の皆さんの人間性や覚悟を知ることができました。今回経験したことを忘れず、今後につなげていきたいと思います。
・体力だけは自信がありましたが、訓練の中で自分が全然ついていけないことがわかりました。改めて、命を懸けて働いている消防士の皆さんの凄さを感じました。
・消防士の皆さんは、訓練時には気持ちを切り替えて、表情もガラッと変わることがよくわかりました。「凄い」「格好良い」と思った一方、生半可な気持ちで消防士になってはいけないものだとも思いました。今から体力づくりに励みたいです。
といった感想を持ちました。
訓練終了後は、特別救助隊の皆さんに直接質問する時間も頂戴しました。多くの学生はこの体験を通じ、消防士になりたい思いを改めて強くしたようです。
経済学科公務員コースでは、警察・消防といった公安系公務員を目指す学生も様々な形でサポートしています。興味のある受験生の皆さんは、入試広報部にご連絡ください。
(コーディネーター:経済学科・田中優・山本明志)
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