大学紹介

門真市における地域住民主体のまちづくり支援(「2030年のわたしたちのまちをつくる」ワークショップの開催)

Date.

18/11/27

 現在、本学と包括連携協定を結んでいる門真市では、地域住民主体のまちづくりを展開すべく、中学校区を中心とした「地域会議」を立ち上げ、さまざまな取り組みを進めようとしている。
 今回、その一つのきっかけづくりとして、経営経済学部経済学科の田中優教授とゼミ学生たちが、門真市第三・第五中学校区「地域会議」合同研修会に招かれ、講演とワークショップを行ってきた(11/18日曜日10:00-12:00、於・門真市立文化会館)。
 まず、田中教授からは、わが国における地域住民主体のまちづくりの歴史が繙かれ、行政主導ではない協働でまちづくりを行っていく必要性や意義が説かれた。その後、8つのグループに分かれ、ゼミ学生がサポートに入るかたちで、「2030年のわたしたちのまちをつくる」をテーマに、ワークショップが行われた。そこでは、それぞれの地域社会の未来像を共有することから入り、現在何をすべきなのか、何ができるのか、何がしたいのかという各戦略行動を意見交換しながらまとめ、最後は全体で評価・ふりかえりを行って、明日からのまちづくりに繋げることができた。
 それぞれの中学校区「地域会議」からは、具体のまちづくり展開において、「学生との協働を期待している」との声も寄せられ、本学としても、経済学科の地域みらいづくりコースにおける新しいプログラムとして引き受けていきたいと田中教授からは述べられていた。
 最後に、ワークショップのサポートに入った参加学生の感想をまとめておくことにする。

【参加学生の感想】
中森 元貴さん(グローバルビジネス学科3年生)
 11/18のワークショップに参加させていただき、地域住民の方と共にグループワークを進めて行く中で、自分が普段何気なく住んでいる町(門真市第二中学校区出身)の今まで見えなかった魅力や、課題に改めて気づく事ができて、とても刺激になりました。また、自分が住んでいる町には門真市の事を熱心に考え、課題に真摯に向きあう方達ばかりでとても頼もしく感じたと共に、私達学生も、もっと向き合うべきだなと感じました。そして、これからもこういった取組に積極的に参加し、より良いまちづくりのお手伝いができればと思っています。

常 宏夢さん(グローバルビジネス学科4年生)
 初めてのワークショップで少し緊張も有りつつ、今回はお手伝いという形で参加させていただきました。様々な方達との交流を交わし、普段しないような『まちづくり』についての意見交換をしたことで、改めて自分の地域についても考えさせるような内容であったと感じました。自分にとって貴重な体験であり、今後ともこういった機会に参加したいと思いました。

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