栄養学科|教員紹介

久木 久美子(ヒサキ クミコ)
氏名 久木 久美子(ヒサキ クミコ)
英文 Kumiko Hisaki
大学名 大阪国際大学短期大学部
学部  
学科 栄養学科
職階 教授
役職 短期大学部長
学位 博士(学術)奈良女子大学大学院人間文化研究科 共生自然科学専攻
所属学会 日本生物高分子学会評議委員,日本味と匂学会評議委員,日本栄養改善学会
研究分野 食品・調理
研究業績 【著書】
1) 疾病の成り立ち:臨床栄養学 共著 第2章1節食文化担当 メディカ出版 (2005)
2) 頻出問題を解いて覚える管理栄養士国家試験 合格レシピ 共著 食と健康分野担当 メディカ出版 (2009)
3) はじめて学ぶ 健康・栄養系教科書シリーズ:「食べ物と健康Ⅱ(各論・加工)」共著 第3章・4章担当 化学同人 (2010)
4) 同上シリーズ:「調理学」編著 第1章・2章・3章・5章担当 化学同人 (2011)
5) 栄養士・管理栄養士をめざす人の「調理・献立作成の基礎」共著 第2章担当 化学同人 (2017)

【学術論文・論文集・総説など】
1) GABAの味覚テストによる味感覚への関与と香辛料成分によるGABA合成酵素の活性制御ついて : 久木久美子他 日本味と匂学会誌, 14(3), 435-438 (2007) 論文賞受賞
2) ペーシング音が小口切りの手技習熟に与える影響 : 新川拓也, 久木久美子他 電子情報通信学会論文誌, J94-A(7), 552-554 (2011)
3) GADアイソフォームの役割について-食品成分によるGAD活性への効果と味覚に与える影響から検討- : 久木久美子他 日本味と匂学会誌, 19(3), 299-302 (2012)
4) Screening and identification of food extracts that are useful for reducing salt intake : K. Hisaki, K.Hamano, H. Ueno, Journal of Biological Macromolecules, 14(1), 3-14(2014)
5) Estimation of radiation dose levels in residents neighboring restricted area in a 20-50 km radius of Fukushima Daiichi nuclear plant :K. Harada, K. Amako , K. Ueyama, K. Hisaki , et.al Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (2014)
6) 味覚情報伝達を利用した減塩に役立つ食品の探索と同定 : 奈良女子大学大学院人間文化研究科共生自然科学専攻 (2014) (博士論文) 奈良女子大学大学院 人間文化研究科 研究奨励賞受賞
7) 肥満に係わる遺伝的体質と東洋医学的体質との関係-個別化栄養指導の導入に向けての検討-:久木久美子,久保益秀,大原栄二,坂井孝 日本東洋医学雑誌,68 (1) 1-11(2017)
8) 天然物由来成分のもつ塩味増強効果を活用した減塩食品開発へのアプローチ:植野洋志,久木久美子,上田由喜子 高血圧と機能性食品 J.JSMUFF. 11 .1-5(2017)
9)味覚情報伝達への影響が期待される香辛料を用いた料理への減塩効果および添加香辛料の探索方法:坂本千科絵,深田茉莉絵,久木久美子,植野洋志,上田由貴子,増田俊哉 日本食育学会誌, 12(2) 147-155(2018)
10)体格指数に基づく東洋医学的体質と肥満関連遺伝子型の関連性について健康・食習慣からの検討:横断研究:久木久美子, 久保益秀, 宮嵜潤二,坂井孝 日本生物高分子学会 食品・臨床栄養, e2021巻,pp.1-10(2021)

【国際学会・国際会議発表】
1) The effect of GABA on human taste sensations and the influence of food components on the activity of glutamate decarboxylase, GABA synthesizing enzyme:K. Hisaki, et al., International Symposium on Olfaction and Taste Association for Chemoreception Sciences, August 2008, San Francisco, California Travel award受賞
2) The participation of GABA in salty taste signaling and how the GABA synthesizing enzyme found in type III taste cells may be affected by food components :K. Hisaki, M. Ito and H.Ueno, 2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies (PACIFICHEM 2010), December 2010, Honolulu, Hawaii, USA
3) Combination of the GAD67 activity measurement and taste sensation test as a tool for searching effectors on sour and salty tastes by using the extracts from food components : K.Hisaki, K. Sasaki, Y. Hamano and H. Ueno, 9th International Symposium on Taste and Olfaction, November 2011, Kyushu Univ., Nishijin,
4) Role of glutamate decarboxylase (GAD) isoforms in taste signal transduction: An approach from human taste tests : K. Hisaki, Y. Hamano and H. Ueno, 10th International Symposium on Taste and Olfaction, November 2012, Kyushu Univ., Nishijin,
5) Idetification of apossible role of glutamate decarboxylase in salty taste signiling and application of GAD67 assay system for screening salty taste enhancers : H. Ueno,Y. Nakamura and K. Hisaki, Japan-Italy Science Symposium, November 2014
6) The relationships between obesity-related genetic variation and lifestyle in normal Japanese subjects:E. Ohara, K. Hisaki, Takashi Sakai, 12th Asian Congress of Nutrition:ACN, May 2015, Yokohama
7)Changes of free amino acids and their effects on saltiness and palatability by the addition of spices in Japanese broths:Chikae Sakamoto, Hina Matsui, Kumiko Hisaki, Hiroshi Ueno, Toshiya Masuda, Yukiko Ueda, 22nd IUNS-ICN International Congress of Nutrition, December 2022, Tokyo

【国内学会発表】
1) スパイス・ハーブのγ-アミノ酪酸(GABA)合成酵素の活性に及ぼす効果と味覚との関係についての検討: 濱野香里, 伊藤美奈, 久木久美子他 第84回日本生化学会大会 2011年9月 共同研究者 濱野香里が鈴木紘一メモリアル賞(優秀プレゼンテーション賞)を受賞
2) GADアイソフォームの役割について-食品成分によるGAD活性への効果と味覚に与える影響から検討-: 久木久美子, 濱野香里, 植野洋志 日本味と匂学会第46回大会 2012年10月 大阪
3) 福島県川内村帰村住民の24時間陰膳調査(第2報): 上山恵子, 坂本裕子, 久木久美子, 松岡幸代, 今中美栄, 原田浩二, 小泉昭夫 第60回栄養改善学会学術総会 2013年9月 神戸
4) 減塩に役立つ食品成分の同定とその活用法の検討 英名:Identification of food components that are useful for reducing salt intake and it' s application:久木久美子, 植野洋志 日本味と匂学会 第48回大会 2014年10月 優秀ポスター賞受賞 静岡
5) 肥満に係わる遺伝的体質と東洋医学的所見(自覚的所見)による体質との関係性について:久木久美子、久保益秀、大原栄二、坂井孝 第22回日本未病システム学会学術総会 2015年10月 札幌
6) 脱共役タンパク質-1(UCP-1)遺伝子型と生活習慣の関係:坂井孝、大原栄二,久木久美子 第22回日本未病システム学会学術総会 2015年10月 札幌
7) 東洋医学的体質とBMIの関連性について:久木久美子、久保益秀、大原栄二、坂井孝 第14回日本栄養改善学会近畿支部学術総会,2015年12月 奈良
8) 脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子変異と食品摂取頻度の関係:坂井孝、大原栄二,久木久美子 第14回日本栄養改善学会近畿支部学術総会,2015年12月 奈良
9) BMI型肥満に陥りやすい「胃熱体質」者の行動因子及び肥満遺伝子型との関係性について:久木久美子,久保益秀,宮崎潤二,坂井孝 第24回日本未病システム学会学術総会 2017年11月 埼玉 一般演題優秀演題賞受賞
10)Relationship among free amino acid contents in spices and saltiness and palatability of Japanese broths:Hina Matsui, Kumiko Hisaki, Chikae Sakamoto, Hiroshi Ueno and Yukiko Ueda 日本味と匂学会 第56回大会 2022年8月 仙台

【学術講演会・シンポジウム・研究会における発表および講演】
1) おいしさをそこなわず減塩に働きかける食品成分の探求について~GABA合成酵素の活性制御に関わる食品成分からのアプローチ~ : 久木久美子 第14回うま味研究助成成果報告会 2009年12月
2)グルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD67)の活性化と塩味増強効果について : 植野洋志, 久木久美子他 第429回ビタミンB研究協議会 湘南 2012年9月
3) GABA合成酵素グルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)と食との関係を語る : 植野洋志, 中村友美, 久木久美子他 食品酵素化学研究会第13回学術講演会 2013年9月
4) 香辛料の塩味増強効果とGABA合成酵素(GAD)の活性制御機構との関係 : 植野洋志, 中村友美, 久木久美子他 日本味と匂学会第47回大会 2013年9月
5) 女性のライフサイクルと栄養:久木久美子 全日本鍼灸師学会 近畿支部B講座 2016年1月
6)季節に合った体調の整え方~春に向けての食養生:久木久美子(公社)全日本鍼灸学会九州支部 第28回認定講習会 2021年2月(オンラインによる講義)
7)ライフサイクルに応じた食養生:久木久美子 大阪府鍼灸師会 令和3年度学術講習会 2021年9月
8)味覚を育てる~五感の不思議~:久木久美子 日本食育学術会議 第 9 回「生活リズムと食のセミナー 2022年12月

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