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「NPO法人 政策マネジメント研究所賞」受賞者の感想(枚方キャンパス)~「ひと・まち・であう」プロジェクトが全国大学政策フォーラムin登別で受賞~

Date.

11/09/12

20110909_1_01.jpg8月30日から9月1日にかけて、北海道登別市で「第6回全国大学政策フォーラムin登別」が開催され、「ひと・まち・であう」プロジェクトの学生11名が2チームに分かれて出場した。
全国の大学から地域連携活動を行う学生たちが一堂に集まり、今年の全体テーマ「福祉のまちづくり」で政策提言を行った。本学チームBが昨年に引き続き、見事「NPO法人政策マネジメント研究所賞」を受賞した。

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養父貴大(現代社会学部 法律政策学科4年生)
「私たちは『結いでつくる登別』という題で政策発表を行いました。これは、登別市で高齢化が進むなか、住民が安心して暮らせるまちの在り方を探るため、現地で聞き取り調査を行った結果、各地区の公園に温泉を使った足湯を作り、そこを住民の『憩いの場』にすることを決定し提言しました。

このアイデアは、現地の方々にとっては斬新なアイデアとして受け入れて頂きました。一人暮らしの高齢者の方々にとっての第一の課題は健康であるらしく、温泉療法は医療費負担の軽減にもなるとのことでした。

発表の事前準備のため8月当初から1ヶ月、仲間と大学に泊り込んでグループワークや電話で現地調査を行い、朝から晩まで缶詰状態で徹夜の日々でした。さらに、登別出発前日も空港近くのホテルに宿泊して徹夜の勉強や、現地でも徹夜で調査と作業を重ねました。

そして、大会で政策提言を行った結果、「NPO法人政策マネジメント研究所賞」を受賞しました。
この賞は、新たな公共の担い手という視点で政策提言した団体のうち特に顕著のものに与えられるもので、普段からNPO法人すがはらひがしと協働した地域連携活動を行う私たちのチームにとっては最高の賞でした。

さらに、この経験を通じて、経済産業省で提唱されている社会人基礎力(「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」)が身につき、卒業後に職場や地域社会で仕事をするうえで必要な能力を身に付けることができました。来年3月の全国大学政策フォーラムでも受賞できるように、一層大学での学びを深めて今後も頑張ります。

最後に、今回の受賞に至るまで、セミナー担任の田中優先生、NPO法人すがはらひがし理事長の宮原保子様、そして、大学事務局の方々に大変お世話になりました。ここに深く感謝いたします。そして、この経験を活かして、卒業後も自分が住むまちで地域の課題を住民や企業と協働して解決していく『地域の公共人材』として安全安心なまちづくりに取り組みたいです。」


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