大学紹介

2019年度後期公開講座 第2回『性を科学する!』を開催しました。

Date.

19/05/23

 5月11日(土)10時より、6号館4階大教室にて公開講座『性を科学する!』の第2回講座を開催しました。(参加者:232名)

この講座は、本学の様々な学部学科に所属する教員6名が、それぞれの専門分野から「性」を科学するオムニバス講座です。これまでの固定概念を無くし、多様な視点をもって「性」について考えていきます。

 第2回目は、「香りの科学 -雌雄間における香りの効果について-」と題し、短期大学部ライフデザイン総合学科 海老澤薫講師にお話しいただきました。講義は、『かおり』と『におい』の「言葉の違い」に始まり、「記憶と香りの関係」、香りの文学と言われる源氏物語などを例にとった「香りと人類の歴史」、香り・においを感じる仕組みを知る「香り・においの科学」へと続き、最後は、"人間に性フェロモンは存在するのか?"という疑問について、ヒトの脇の下の分泌物に含まれるアンドロステノンとアンドロステノールという物質が雌雄に与える影響を検証する「性と香り・におい」で締め括られました。
 海老澤先生からは、受講生に対して「感覚を研ぎ澄ませて、心地よい香りをみつけましょう」との呼びかけがありました。

 次回は、6月22日(土)10時より開催します。講師は国際教養学部国際観光学科 笠井敏光教授、テーマは「男と女の考古学」です。古代に作られた土偶や陽物など性に基づく造形物や、墓にみられる性差の意味について、男と女の視点から考古学します。

(本講座の受講受付は終了しています)

〈先生が用意された香りのサンプルを嗅ぐ受講生〉

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