国際教養学部　国際観光学科　久保　由加里准教授ゼミでは、2泊3日の鳥取魅力体験イベント「鳥取市鹿野町暮らし体験ツアー」を実施しました。
 「鹿野ちゃれっじ」とは鹿野町の強みを活かした観光交流事業のことです。わたしたちは、「農」というキーワードで、鹿野町河内地区が取り組んでいる、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画しています。

 このツアーは鳥取市の後援を得て、NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会と大阪国際大学が企画し、実施しました。ゼミ生は当日、サポート学生として運営にあたりました。
 ハイライトは、2日目の河内地区　果樹の里山フットパス体験です。地域住民のガイドで、山菜採りをしながら集落を散策しました。採った山菜はてんぷらにして、名物鹿野そばとともにランチでいただきました。午後は、果樹の里山で収穫して冷凍したおいたいちじくを使ってジャムを作りました。
 4年前には耕作放棄地だった土地が果樹園に生まれ変わろうとしています。今回のツアーは、その果樹園において参加者、地域住民、そしてサポート学生たちが一緒に楽しめる観光交流空間を創り上げることができたことを実感できるものでした。
 ツアー後は、参加者からのアンケートを基に、今秋に予定している新たなツアー企画に向け課題に取り組んでいます。

ツアーの参加者を迎える前の最終打ち合わせ

ツアーの始まりです。みんなで自己紹介

1日目　午前中：河内地区をフットパス・ウォーキング

フットパス　ウォーキングをしながら山菜採り

採った山菜をてんぷらにして、名物の鹿野そばと一緒にいただくランチ！

大学生のお兄さんはこどもたちに大人気

おねえさんのそばも離れません

参加者×地域の方々×学生たちで作るいちじくジャム

2日目の朝ごはん：古民家ゲストハウスでおにぎりを作りました。お米はもちろん鹿野産です

2日目　午前中：鹿野町の家々の軒先を飾っている風車を作りました。地域の匠が教えてくださいました