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平成27年度交換留学派遣プログラム シンガポール

Date.

16/05/13

 平成27年度交換留学プログラムで2015年10月~2月までの期間、シンガポールの協定校ナンヤンポリテクニックに派遣されましたグローバルビジネス学部3年生 難波 亮さんの海外体験レポートをご紹介します。

 シンガポールでは公用語は英語、中国語、マレーシア語、タミル語と多彩ですが、学校などでは現地の訛りが特徴的なシングリッシュというシンガポールの英語が話されています。各教科の先生もこのシングリッシュで講義をする人が多く、普通の英語ですら難しい授業を独特な英語を聞いてうけることは本当に困難でした。現地の学生との会話も最初は聞き取りづらく、友達を一人でも多く作って積極的にコミュニケーションをとることに挑戦するしかありませんでした。一カ月、二カ月たってやっと慣れ、現地のシングリッシュを聞き取れるようになっていきました。

 授業も非常にレベルが高く、まだまだ英語力のなさを痛感しましたが、私がこの留学生活で一番成長したと感じることは、コミュニケーション力が向上したことです。どんな国の方にも積極的に話しかけることができるようになり、英語に自信が持てるようになりました。また、高いレベルのプレゼンテーションをグループのメンバーと協力して一つ一つやりとげ、プレゼンテーション能力、伝える力を確実につけることができました。この経験、そして私がシンガポールで学んだことは必ず残りの大学生活、就職活動で活きると思います。

 シンガポールはビジネス、金融、観光業と東南アジアの歯車として非常に発展した国です。そんな国で現地の学生と一緒に授業を受け挑戦することは、諦めそうになってしまう時があるほど難しいことですが、その困難の中で学べる事、ここでしか学べないことはたくさんあると思います。留学する目的、何のためにどんな国に留学するかをしっかりと考えて、目的を持って有意義な留学生活を送っていただければいいかと思います。海外では言語の壁だけではなく、たくさんの困難があると思いますが、留学する限りは日本ではできないことにたくさん挑戦していってください。

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