２月５日～２月１０日にかけてスキー実習が長野県北安曇郡白馬岩岳スノーフィールドにて行われ、６４名の学生が滑走日数や技術レベルで９班に分かれ、先生方や現地インストラクターの指導を受けました。

　高校までの間にかなり滑り込んでいる学生や今回初めてスキーを滑る学生がいるなど、班によって目標を設定しながら５日間を滑り込みました。最終日には初心者グループも頂上からパラレルターンで麓まで転ぶことなく滑り降りるまでに成長したことは、すばらしい成果であったと思います。また、班ごとに披露しあったフォーメーション（団体演技）もそれぞれの持ちうる技術を最高に発揮でき、すばらしい完成度でした。

　この実習ではゲレンデでのスキー技術の向上だけではなく、宿での生活ぶりもルールを守り、お互いのことを思いやり、たのしく快適に生活できたことも特筆すべき点です。食事も大変おいしく、栄養のバランスにも配慮していただいた宿のスタッフの方々に感謝します。

　あいにく連日、雨と吹雪、寒冷に見舞われたスキー実習でしたが、最終日まで事故、ケガがまったくなく終わることができたのも指導していただいた先生方の経験と熱意、そしてなによりも学生自身の節制と努力のたまものであると思います。

　この実習で仲間意識が芽生え、友だちを増やした学生も大勢います。このより強い絆で結ばれた仲間が４月から始まる学生生活で勉学にクラブに大きな力を発揮してくれることを期待します。

（スポーツ行動学科　高見彰）