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本学の五月女准教授が米国・小規模ミュージアム協会賞を受賞

Date.

22/08/26

 本学国際教養学部 国際観光学科の五月女賢司准教授が、本年6月3日から5日までメリーランド大学カレッジパーク校で開催された米国・小規模ミュージアム協会(Small Museum Association)の第38回年次大会において本年の小規模ミュージアム協会賞(Small Museum Association Award)を受賞した。小規模ミュージアム協会賞は、地域または州レベルの小規模ミュージアムコミュニティへの優れた貢献に対して授与される賞である。協会から五月女准教授への授賞理由は以下の通りである。「私たち小規模ミュージアム協会は、小規模ミュージアムに関する国際的なイニシアチブやコラボレーションなど、五月女氏の並外れた活動を高く評価している」。
 五月女准教授は、2010年に近畿圏の博物館関係者らと共に小規模ミュージアムネットワークを立ち上げた。また2019年9月には、第25回 国際博物館会議(ICOM)京都大会2019の運営委員会委員として、国際博物館会議 地域博物館国際委員会(ICOM-ICR)の企画・運営を主導した。さらに、小規模ミュージアムや地域博物館についての英語の論考執筆や国際シンポジウムでの登壇など、国際的な小規模ミュージアム及び地域博物館の連携・活動・研究を積極的に行っており、それらが総合的に評価されたものである。
 本年は3年に一度開催される国際博物館会議(ICOM)の京都大会以来の大会が8月20日から28日までチェコ・プラハで開催予定であり、五月女准教授はICOM-ICRの理事として出席し、研究発表も行う予定である。

※米国・小規模ミュージアム協会(Small Museum Association)とは
 米国・小規模ミュージアム協会は、中部大西洋岸地域などの小規模ミュージアムを対象としたネットワーク組織。小規模ミュージアム協会は、小規模ミュージアムに勤務する人たちの間の相互ネットワークを形成・維持し、また研修機会を提供し、互いにサポートし合うことで、彼らが所属する小規模ミュージアムやその立地するコミュニティに貢献することを使命としている。

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