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2019年度認定留学プログラム体験談(ニュージーランド)

Date.

20/01/16

 2019年度認定留学プログラムで2019年4月~9月の期間、ニュージーランドの協定校Ara Institute of Canterburyに派遣された国際教養学部2次年生 前田島光里さんの海外体験レポートをご紹介します。

 私は約5ヶ月間ニュージーランドのクライストチャーチにあるAra Institute of Canterburyに留学しました。
 このニュージーランド留学について大きく、環境面、学習面、生活面について自分の体験談をまとめます。
〔環境〕
 ニュージーランドと日本とは季節が逆で、4月から9月の冬の季節を過ごしました。人口は他の国に比べると少なく、移住してきた外国人も多かったです。どこに行っても壮大な自然が広がっていて、とても落ち着いて過ごすことができる町でした。思ったより日本食レストランもあったため、食事で困ることはありませんでした。
 私は、自然の景色を見ることが好きなのでぴったりの留学先だったと思います。物価は安いと聞いていましたが、実際に行ってみると日本より少し高くて、外食をするのは控えるようにしていました。
〔学習面〕
 留学初めの頃は、全く英語を聞き取ることができず、ホストマザーが話していることを勘違いしてしまうこともたくさんありました。しかし、私はホストマザーに恵まれ、家に帰ると毎日丁寧に学校の宿題をみてもらい、一日の出来事などを話すことが私の日課でした。学校では、自分のレベルに合ったクラスで授業を受けることができました。
 スピーキングの授業は、苦手意識を持っていましたが、留学後半になると、一番楽しくなりました。恥ずかしがらず発言することが、英語を話せるようになる近道だと感じています。
 私は、この留学を通して、自分の意思を伝える発言力を養えたと思います。
〔生活面〕
 ホームステイをしていたため、初めの頃はバスで学校まで通っていましたが、学校から家までは二キロ程の距離だったので、天気が良い時は歩いて登校するようにしていました。放課後はよく学校が企画したアクティビティやボランティア、ちょっとしたツアーなどに積極的に参加し、外国人の友達をたくさん作ることができました。
 毎週火曜日の夜は、教会に行きました。普通の教会とは違って、外国人が中心となって活動し、みんなで夜ご飯を食べ、歌ったり自分の経験をシェアしたりして英語やそれぞれの国の文化も学ぶことができました。私は、友達だけでなくホストファミリーと過ごす時間も大切にしていました。
 私のホストファミリーはホストマザー一人でしたが、ホストマザーの友達、親族の方々ともよく一緒にランチやディナー、映画を見に行ったりしました。ホストマザーはとても優しく、学校から帰ると、宿題をみてくれ、毎日おいしい手料理を作ってくれました。積極的にイベントなどに参加することで、現地や多国籍の友達がたくさんできました。友達ともよく計画を立て、遊びに行ったり、市のイベントに参加したり、パーティーをしたりして充実した留学生活を過ごす事ができました。
 約5ヶ月間の留学でしたが、語学力向上だけでなく、人生において、視野が広がったと実感しています。
 また、たくさんの国籍の人達と出会い、日本との文化の違いも学ぶことができました。ニュージーランドへの留学は、自分で計画していくうちに、最初はワクワクと不安でいっぱいでしたが、この留学生活は私にとって、とても貴重な経験になりました。

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