大学紹介

年に一度の小さなお祭り~みんなで引っ張って「せーの!」~

Date.

18/10/25

 「ひと・まち・つくる」プロジェクトの学生が、京都府南山城村の高尾地区で行われた"春日祭り"に参加しました(2018年10月13日)。高齢化が進み、祭りの担い手も年々減ってきているとのこと。地車を一緒に牽かせていただき、昔から続く地域の伝統行事に、"一ヨソモノ"の私達が参加していいものなのかと、少し戸惑いも感じましたが、「学生さん、頼むよー!」と地域の方のお声掛けをいただき、「よっしゃ!引っ張るぞ!!」と気合いを入れ直して、いざ出陣。地車を牽き終わり、へろへろの学生たちの元に「ねぇねぇ、あそぼーよー。」と新たなる刺客が....。子どもたちの元気さにも圧倒された大学生たちでした。

上野 南海 さん 4回生
(「ひと・まち・つくる」プロジェクト 代表)

 "お祭り"って言葉を聞くだけで、なんだか楽しい気分になるのは、私だけでしょうか。だんじり祭りなどの勢いや華やかさがなくても、地域のみんなで一緒に地車を引っ張って歩いた思い出は、"一生もの"だと私は思います。私の生まれ育った地域ではこのような行事がなかったため、このような機会に参加させていただけるのが本当に楽しみです。地域の人にとっては当たり前でも、私にとっては、参加できるのが当たり前ではありません。このような、地域にとっての当たり前を「人がいないから」という理由で廃れさせていくのは本当にもったいないことです。長年、引き継がれてきたこの"当たり前"をこれからも継続させていくために、私たち学生ができる最大限のお手伝いをしていきたいです。

米盛 一司 くん 3回生
(「ひと・まち・つくる」プロジェクト)

 先日の土曜日、春日祭りに参加させていただきました!天候にも恵まれ、快晴の中での初めての体験でした。目一杯牽いて、素晴らしい体験ができたと思います。とても重く、急な坂道を登る時はみんな必死で、一致団結してやり遂げました。終わった後は達成感と、額にびっしりと汗が流れていました。
 住民の方々や子どもたちも楽しそうで、年に一度の恒例行事としてのお祭りが羨ましく感じた他、昔からの伝統としてある春日祭りは、この地区の魅力の一つだなと思います。来年もまた、春日祭りに参加できるよう、がんばります!

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