大学紹介

平成29年度認定留学プログラム アメリカ・サンディエゴ

Date.

18/03/22

 平成29年度認定留学プログラムで2017年8月~12月の期間、アメリカの協定校サンディエゴ州立大学の付属語学学校American Language Instituteに派遣されました国際教養学部2年生 佐野 真太朗さんの海外体験レポートをご紹介します。

 私は4ヶ月間アメリカ合衆国のサンディエゴ州立大学付属語学学校に語学留学をしていました。この4ヶ月間の間でたくさんの事を経験・体験をし、今後の人生に活きる刺激や発見をすることができました。

【学習面】
 留学は楽しいことばかりではなかったです。外国に長期間滞在するということで言葉の壁、慣れない環境・文化で戸惑う事もありました。語学留学をし、当然語学を学べ、向上しました。しかし、私は語学だけではなく、様々な体験、異文化の交流をした事によって、人間的に成長することが出来て、語学力以上に取得したものがあったと思います。これまで当たり前だと思っていたものが当たり前ではない。日本にずっといると、日本で起こる出来事が当たり前のように感じ、違う事はおかしいと感じてしまいます。いい事もありますが悪い事もあります。海外に長く居たら、日本では当たり前の事が向こうでは違うので不思議に思いました。海外に長期間滞在して、外から日本を見ることによって、日本の悪さ、良さをたくさん発見することができました。
 次に「出会いの大切さ」です。いろいろな特徴を持った人、個性の強い人、大きな夢を持った人、希望を持った人がたくさん居ました。その人達との出会いによって刺激を受けて自分も今のままではいけないなと思いました。色々な価値観に触れた事によって、今後何をすべきかを真剣に考えるようになりました。そして、出会った外国人と会話したり、英語で授業を受けたり、ホストファミリーや友達と毎日会話・交流をするだけで、世界の魅力や文化の違いに気づかされたりしました。国が違えば、文化も考え方も異なります。このきっかけで世界の素晴らしさを感じました。海外で出会うのは外国人だけではなく日本人とも出会います。日本に居たら出会う事のなかったであろう人達と出会えました。それもいい出会いになり勉強になって刺激を受けました。そして僕は、たまたま十数年ぶりに従兄弟に会いに行ける機会を得る事が出来て、ノースカロライナ州まで行きました。そこでは、サンディエゴとは違う経験をさせてもらいました。まさか、彼らと会うことが出来るとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。
 最後は「感謝の気持ち」です。これは向こうに行って一番気づかされたことだと思います。一番感謝しているのは留学に行かせてくれた両親への感謝です。学生のうちに留学という貴重なたくさんの体験や経験をさせてくれた両親に、本当に感謝しています。現地での友達にも感謝しています。彼らと出会いがなければこんなに多くの経験をしていなかったと思います。それによって、周りに恵まれて素晴らしい留学生活を送る事ができました。

いつも一緒に時間を過ごした人達
(台湾人とタイ人の方 in Grand Canyon)

学校の休暇時にノースカロライナ州に行き、十数年ぶりに従兄弟と再会。

【私生活】
 私はホームステイをしていました。学校まではバスで通学していて、自宅からバス停までは徒歩5分。そこからバスに20分ぐらい乗って通学していました。ハウスメイトに台湾人がいたので、学校から帰ってきてからも英語との関わりが多かったです。彼とは毎日学校に一緒に行ったり、休日なども一緒にどこかに出掛けたりしていました。彼はとても親切で一緒にいたら安心できる人でした。彼と私はとても良い関係を築きあげることができて、何かあったら相談したり、どこかへ出掛けたり、何をするのも一緒だったほどの仲だったので、別れの時はとても悲しかったです。ホストファミリーとは毎晩決まった時間に一緒に晩御飯を食べるという習慣があって、そこでは最近のことや今日の出来事などを話し合ったりしていました。毎週日曜日は外でBBQをしたり、イベント事があればそこに連れて行ってもらったりしていました。私はこのホストファミリーと共に4ヶ月間一緒に過ごし、とても恵まれた生活を送れたと思います。生活面に関しては不自由だなと感じる事はあまりありませんでした。学校内にもスーパー、コンビニ、フードコート、カフェ、バス停、トロリー駅など生活に必要なものが豊富に揃っていました。

(ホストファミリーと野球観戦)

(ハウスメイトの台湾人)
 最後に、私は留学を通して、語学、異文化理解の大切さ、出会いの大切さ、感謝の大切さ、この4つを学ぶことができました。それによって、私自身を大きく成長させてくれました。この留学は私の生涯の財産となり宝物になりました。

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