大学紹介

平成28年度 海外ホテルインターンシップ(上級)

Date.

16/04/27

 平成28年2月1日~4月8日までタイ・バンコクにある5つ星ホテルで10週間のホテルインターンシップが実施され、国際コミュニケーション学科3年次の一ノ瀬由芽さんが参加しました(派遣時は2年)。

今回は一ノ瀬さんに話を聞きました。

Q.インターンシップ先のホテルについて教えてください。

インターンシップ先のホテルは、バンコク市内中心部の緑豊かな通りに位置する豪華な5つ星のホテルです。もとはタイ王室の敷地であったことから、王室関係者の利用も多く、タイ人が最も憧れるホテルの一つだそうです。

Q.インターンシップについて教えてください。

【インターンシップ1日目】
午前中はホテル内の見学を行いました。その後、スタッフが利用する社員食堂で昼食。少し辛かったですが、タイ料理を楽しむことができました。

午後からは英語によるオリエンテーションが行われ、ホテルについての講義がありました。
29階建のホテルには374の客室があり、スタッフは約430名。宿泊客は多くが欧米からのゲストだそうです。ホテルの敷地内には、宴会場、会議場が入ったタワービルと、長期滞在者用の住居もあります。

【インターンシップ2日目】

本格的なインターンシップの開始!まずは、研修先であるF&B(レストラン)部門の責任者会議で自己紹介を行い、インターンシップ先の日本食レストランに移動。
日本食レストランでは、ただ一人の日本人としては大いに期待され、緊張しながらも、お茶やおしぼりのサービス、食器の片づけなどをスタッフとともに行いました。
ホテルのスタッフはもちろんのこと、多くの人たちとの出会いを経験しながら、これから10週間過ごすことがとても楽しみです。

【インターンシップ3日目~最終日】

日本食レストランで、唯一の日本人スタッフとして、お食事に来られたお客様にゆっくりと食事を楽しんでいただけるようおもてなしに努めました。しばらくするとオーダーを取ることも任せられ、毎週のように来られるお客様とは顔見知りにもなりましたし、日本人ということがわかれば、日本語で話かけてくださるお客様もいらっしゃいました。

日本食レストランと同じフロアーにはタイ料理、中華料理、フランス料理のレストランもあります。他のレストランが忙しい時には手伝いに行くこともあり、日本食レストランとは違ったサービスを学ぶこともできました。また、ホテルに日本人の団体客が宿泊された時には、朝食のビュッフェレストランで日本語通訳として勤務することもありました。どこのセクションでもまずは周りのスタッフとの人間関係を築きながら、お客様に満足いただけるサービスに心がけました。

最終日には修了式が行われ、修了証書が授与されました。また、レストランのスタッフと記念撮影を行い、思い出に残る貴重な10週間が終了しました。

Q.インターンシップで大変だったことはありますか。

インターンシップ期間中、スタッフとのコミュニケーションはすべて英語で行いました。バンコクに到着直後は、十分に理解できなかったこともありましたが、徐々にヒヤリングも向上していくのを感じ取ることができました。また、スタッフからは毎日タイ語を学び、簡単なタイ語もできるようになりました。

Q.今後インターンシップの経験をどのように活かしていきますか。

今年の8月からはバンコク大学インターナショナルカレッジ(BUIC)への交換留学が決まっています。BUICでは、今回のインターンシップの経験を活かして、ホスピタリティ関連の講義を取る予定です。また、将来は大学院に進学して観光学を学び、ホテルに就職したいと思います。

Q.最後に後輩のみなさんに一言お願いします。

大学時代にぜひ海外に飛び出してください。不安や失敗を恐れずに何事にも積極的に挑戦してほしいです。また、英語は大切なコミュニケーションの手段ですので、日頃からの学習の積み重ねが大切だと思います。

ありがとうございました。有意義な10週間のインターンシップでしたね。今回の経験にあわせて、タイへの交換留学も頑張ってください。今後の活躍を期待しています。

大阪国際大学では、タイ・バンコクとインドネシアバリ島の5つ星ホテルでインターンシップ研修を行っています。初心者から参加できる研修もありますので、海外での一流のホスピタリティをぜひ実際に体験してみてください。

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