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「明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩」

Date.

13/12/16

  江戸川乱歩(1894~1965)は、日本の推理小説作家の草分けとして知られ、その幻想的、耽美的な独自の作風はいまもなお高い人気を誇っています。乱歩は様々な作品を世に送り出しましたが、中でも彼が生み出した名探偵、明智小五郎の明快な推理、颯爽たる活躍は、多くの人を楽しませてきました。

  若き日の江戸川乱歩は1920年からの5年間を守口やその付近で過ごしました。そしてこの時、デビュー作にして、日本人の手になる初の本格推理小説「二銭銅貨」が執筆されたのです。また、名探偵、明智小五郎がはじめて登場する作品「D坂の殺人事件」もここで書かれています。

  2014年は、1924年に「D坂の殺人事件」が執筆されてから90年にあたります。このたび、明智小五郎登場90年を記念し、守口市内にキャンパスを構える大阪国際学園の主催で、COC地域交流センター くすくすひろばでのミニ展覧会「守口と江戸川乱歩」を開催いたします。

  江戸川乱歩の人生と、彼が守口で生み出した作品について、国際コミュニケーション学科の博物館学芸員課程で学ぶ学生たちが執筆し、情報デザイン学科の学生たちがデザインしたパネルで紹介しながら、奇想天外なトリックも再現展示し、その魅力に迫ります。90年前の守口で生まれた、乱歩の個性あふれる豊かな世界に遊んでください。

主な展示

守口時代の名作「二銭銅貨」「一枚の切符」「D坂の殺人事件」「心理試験」「人間椅子」「屋根裏の散歩者」などについてのあらすじ紹介

  • 初期の名作のトリック再現。
  • 処女作に登場する「二銭銅貨」の実物展示
  • 大正期頃の守口市内写真

関連企画

1月11日(土) 10:15~ ギャラリートーク・村田隆志(国際コミュニケーション学部専任講師・本展監修者)
1月26日(日) 14:00~「江戸川乱歩を語る」椙本孝思(作家・本学OB)×村田隆志(本展監修者)
主催 大阪国際大学・大阪国際学園地域連携室
後援 守口市・守口市教育委員会
日時 2014年1月11日(土)~28日(火)10:00~19:00
(水・木・祝日は閉室)
会場 大阪国際学園COC地域交流センター くすくすひろば
(京阪守口市駅前テルプラザ1F)
〒570-0038 守口市河原町10-15
Tel 06-4397-7778 Fax 06-4397-7798
入場料 無料
総合監修 村田隆志(大阪国際大学国際コミュニケーション学部専任講師)
デザイン監修 森友令子(大阪国際大学現代社会学部専任講師)
問い合わせ先 ta-murat@oiu.jp
江戸川乱歩

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