大学紹介

海外体験レポート ~国際コミュニケーション学科 黒田 美恵さん~

Date.

13/08/29

長期期派遣留学に行っていた学生からレポートが届きましたので、紹介します。

国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科  3年次生
中国語インテンシブコース修了
留学期間  2012.8.24~2013.7.13
東北大学(中国)

  私は、中華人民共和国遼寧省の省都瀋陽にある国立大学であり、国家重点大学に指定されている、東北大学(Northeastern University, 略称NEU)に留学していました。
  授業に関しては、留学してすぐの9月からの授業開始時間は8時半で朝起きるのが大変でした(笑)3月からの授業は、もっと早くて8時から開始で、どちらも12時に授業が終わりました。クラスにはいろいろな国から来た留学生がいました。その人たちと一緒に勉強していたので、授業の進み具合などはそのクラスによって違いましたが、私の経験上、漢字が読めない人たちがたくさんいると多少授業の進度が遅くなります。しかし、基本的に、みんなある程度中国語を勉強してきている人たちだったので、それほど差はないものかと思いました。
  私が思う期末テストで高得点をとるポイントは、テスト前勉強ももちろん必要ですが、その前に毎日授業に出席し、授業中の発言が多い等、積極的に授業に参加し、先生とコミュニケーションをとるように努力することだと思いました。


  生活面については、冬は気温がマイナス40度くらいまで下がります。寒いという感覚ではなくて痛いという感覚の方が大きいですが、寒くても部屋には暖房がついているので室内は比較的暖かく保たれています。暖房が効きすぎていて、窓をあけたりすることもありました。


  瀋陽自体、物価が安いのですが、「日本と比べて安い!」と思っていろいろ買っていくと、結構な出費になるので気を付けてください(笑)寮には韓国からの学生が多く、その学生たちと遊ぶことが多くなり、韓国語を覚える機会もよくありました。それから、中国語でしかコミュニケーションをとることがなかったので、自分の中国語の能力が上がっていくのを日々感じられたのですごく楽しかったです。瀋陽にも遊ぶところは多いのですが、休みになれば近くの大連や、長い休みになれば上海、北京などに旅行に行って中国国内での思い出を作りました。


  中国の生活は、時間にゆとりがありのんびりと生活できるので、過ごしやすかったです。移動手段も基本はタクシーです。初乗りの料金が8元からなので、安くて便利です。地下鉄は場所によって料金は違いますが、基本は2元です。バスは1元です。これは瀋陽での料金なのですが、上海や北京に行くと2倍近くにもなります。出発前の準備は特に何もしてなかったですが、レトルトの日本食を持っていくとすごく便利だと思いました。中国で友達になった人に日本好きな人がいればあげることもできるので、コミュニケーションをとるのに非常に便利です。


  出発前にいろいろ不安があると思いますが、いざ向こうに行けばそんな不安もすぐなくなります。いろんな国の人と仲良くなれるので、すごく楽しく過ごせると思います。「留学生活が短かったな。」って思えるような楽しい生活を送ってください。そして勉強も頑張ってください。皆さんの挑戦、応援しています!!!





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