大学紹介

海外体験レポート ~国際コミュニケーション学科 西崎 達弥さん~

Date.

13/05/08

海外インターンシップに行っていた学生からレポートが届きましたので、紹介します。

国際コミュニケーション学科
2年次生(参加当時)
留学期間  2013.2.28 ~ 2013.3.20
インターンシップ海外研修(カナダ)


  2月28日、私たちが待ちに待っていた研修の日がやってきました。緊張と興奮で機内の中では快眠できませんでした(笑)。長旅で少し疲れはありましたが、現地の空港について辺りを見回しただけで日本との違いをすぐに感じることができ、疲れもふっとんでしまいました。

  この研修は20日間という短いプログラムではありますが、ものすごく濃い内容のものです。語学学校に通い、バスの模擬添乗や空港視察、レストラン研修にホテル研修と多忙なスケジュールではありましたが、参加した全ての研修が、自信に繋がり成長できる場となりました!実際に空港では、いったいどんな業務をしているのか、レストランやホテルで働く上では何が必要なのか、イレギュラーが発生した場合どのように対処するのかなど、実際の業務体験を通して学ぶことが出来ました。もちろん海外研修なので、学ぶ時はほとんどが英語で苦労しましたし、お客様目線に立つことの難しさなど感じながら、さまざまな状況を想定しながら毎日を過ごしました。

  滞在時のホームステイ先のホストファミリーの方はとても優しく家に帰ると「今日はどんな研修をしてきたの?明日も遅刻せずに頑張ってね。」と声を掛けてくれて、アットホームな環境だったので、家にいる間も楽しめました。 CCELという語学学校では5日間、英語のクラスに入って、間違いを恐れずどんどん発言をさせて貰ったので、充実した語学勉強ができました。私たちはこの研修の間、このCCELとカナダバンクーバーJTB支店であるJEIC、この2つを行き来していました。JEICでは基本的にはバンクーバーへ来た日本人のお客様を現地でご案内するいう業務でしたが、学生を募って旅行業の研修をさせるという新しいプログラムでした。普段は日本人のお客様を案内するJEICですが、場合によってはカナダ人や中国人、アラビア人など国籍を問わず案内をしています。私たちもこの業務を一部ではありますが、体験させてもらえました。


  お客様が不安に思っていることはなんだろう、お勧めの観光地など知っているのだろうかなど、いち早くお客様の立場を理解すればスムーズに行動でき、お客様も安心するのだということが体験を通して学べました。海外へ行ってみると法律やマナー、雰囲気の違いなどを感じることができ、自分で何とかしなければという強い自立心や責任感が自分の中で芽生えます。また、積極的になったり、リーダーシップを磨けたりと、参加した全員が短期間で大きく変わることが出来ました。語学も学べてバンクーバーの文化や景色を肌で感じ、どんな職種にも使えるような知識を提供してくれたこの研修は私が学生の中で一番頑張ったと胸を張って言えるすばらしいプログラムでした。

  百聞は一見にしかずという言葉通り、バンクーバーと聞いても「寒い」や「面積が大きい」などの印象しかもっていなかった私たちも、たった一度この研修プログラムに参加しただけでバンクーバーの魅力を十二分に感じることが出来ました。リスニングが苦手でもシャイでも行動すれば変わる、こんな大切なことを教えてくれたこの研修に心から感謝しています。 これからはバンクーバーの魅力はもちろん、この研修の素晴らしさをみんなにも経験してほしいのでどんどん伝えていこうと思っていますし、学んだ英語やホスピタリティに関する教養をさらに深めて行きたいと思っています。




※こちらは基本的には大阪国際大学短期大学部 ライフデザイン総合学科のプログラムで、今回は大学からの参加も可能でしたが、次回に関しては大学から参加が出来るかは未定です。


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