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被災地ボランティア派遣学生への事前研修会を開催

Date.

11/09/02

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8月30日、東日本大震災の被災地復興を目的としたボランティア活動に取り組む予定の学生に対して、被災地で支援活動を行った外部講師を招いて、事前研修会を開催しました(於:枚方キャンパス)。
内容は被災状況の報告、支援の心構え、注意点など。参加した学生37名(枚方24名、守口13名)は、真剣な眼差しで受講していました。

児島千絵氏(臨床心理士)
テーマ:「心理系研修~悲しみに対するより添い方」
松元広樹氏(ひらかた市民活動支援センター運営委員)
テーマ:「現地の状況報告および被災地ボランティアの意義」


大谷 雄さん(ビジネス学部 経済ファイナンス学科3年)
「私は震災発生直後にセミナーの仲間と被災地の支援に行こうと企画を立て、高橋泰代先生(セミナー担任)のご指導のもと準備を進めていき、今回、事前研修会を開催していただくこととなりました。

被災地で支援活動された講師の先生のお話しを聞き、被災地の方々も私たちも共通の思いがあることに気付きました。それは、郷土を愛する心、親・子供・友人との深い絆、そして、お互いの未来を大切に思う心です。
だからこそ、私たちは他人の苦しみと運命に無関心であってはならないし、他人が流す涙を自分の涙として感じることが大切だと思うのです。

また、被災状況の写真を見て言葉を失いました。今も人知れずに親や子供を思い、涙を流されている方が大勢いらっしゃるのではと思いました。そして、私たちはこの厳しい現実から逃げてはいけない、何が出来るのかを考え、未来を切り拓く支援をしなければ、という思いが湧いてきました。

被災地の未来は私たちの未来でもあると思うのです。
だからこそ、この厳しい現実を拓いて前進し続けなければ、被災地だけでなく、日本の未来にも一層大きな課題が迫ってくると思います。
私たちは、未来を拓くために、大学での学びを活かして皆で協力して知恵と力を出し合い、少しでも復興の力となるように、自己管理も徹底して活動を行ってきます。」


東日本大震災への支援活動: 募金活動: 20110902_3_02.jpg

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