香川県と岡山県の間の瀬戸内海に浮かぶ直島。3年に一度、瀬戸内芸術祭が開かれることで知られるアートの島です。そこにある「かえるとイルカ」は、直島町内で不要になった日用品(食器類、衣類、本など)を受け入れ展示しており、訪れた人は気に入ったものがあればその場で持ち帰れる、というリユース施設です。持ち帰る際にはお金や物々交換のようなことは必要なく、用紙に名前を書くだけで好きなものを持ち帰ることができます。
観光客も含め多くの人が訪れるため、展示物はすぐにもらわれていくのですが、施設内にはたえずセンスのよい素敵な品物が置かれていて、途切れることがありません。その魅力の一端をお伝えするためにも、今回のコラボレーションを企画しました。
置かれていた品物のいくつかを学生たちがセレクトして持ち帰り、10月18日と27日に本館1階ホールで実施した古着屋by me.の学内販売ブースに展示しました。気に入ったものを見つけられれば、現地と同様にお持ち帰りいただけるのですが、その方には品物と一緒に写っている写真を撮らせていただき、メッセージを一言添えていただくことにしました。どなたがどの品物をどのような気持ちで持ち帰られたのかをまとめた冊子を作り、それを「かえるとイルカ」に置いていただくつもりです。そうして、品物を「かえるとイルカ」に持ち込まれた方にも自分の大切にしていた物がどのような人に届いたのかを知ることができるようにしたいと考えています。おかげさまで用意した品物20点はすべて引き取り手が見つかりました!
古着屋by me. は、心理コミュニケーション学科の学生有志たちが古着を通していろいろな人々に新しい自分を見つけていただくことを応援するプロジェクトです。2018年の開始以来、心理コミ独自の制度であるアクションプロジェクト(APj)の一環として、大学生のファッションのイメージ改革をしかけることに取り組んできました。
この直島とのコラボレーションは、今年度の学生チャレンジ制度にも採択された企画の成果でもあります。今後もさらなる直島との「化学反応」を起こすことを目指して活動中ですのでどうぞご期待ください!
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