本研修のテーマは「未来のカデン」を考えるというもの。最終日のプレゼンテーションに向け、パナソニックでの研修、その後さらに数日間の準備を経て、パナソニックの講師へのプレゼンテーションに挑む。しかし、本プログラムにはもう一つのテーマがある。その真の目的とは?
パナソニックビジネスリーダー
養成プログラム
この研修では、パナソニックのビジネス現場で企業経営の考え方を学び、現場経験豊富なパナソニックの講師からマーケティングについて指導をいただき新商品開発のプロセスをする。また、このプログラムを通じて社会人基礎力の養成を目指す。


事前教育
参加するメンバーは、これまでの大学の授業やゼミ活動に懸命に取り組み選抜された学生。
そのメンバーにとって、研修に向かう前から活動は始まっている。
「未来のカデン」の開発に向け、今ある社会課題を掘り下げる。が。。。

チームビルディングで、
仲間との取り組み方を学ぶ
一見、「未来のカデン」とは直接関係する重要な活動ではないようだが、
実はこれこそ今回の目的達成のためには欠かせない取り組みだ。

ロジカルシンキング&
自己紹介ワークショップ
論理的に説明する手法を学ぶ。
自己紹介を通して実践!

マーケティングを
徹底的に学ぶ
市場環境分析からターゲット顧客の抽出、
マーケティングミックスといったマーケティング
プロセスをたどりながら、カデンの開発に欠かせない消費者の困りごとに寄り添うパナソニック流の
商品開発をご教授いただく。

経営の神様
松下幸之助氏の考えにふれる
研修期間中、毎日「松下幸之助一日一話」を読み、
感じたことを伝え合うことで経営の真髄を学ぶ。

さあ、実践!
「未来のカデン」を考える。
これまで教わったマーケティングプロセスをフル活用。
市場分析、調査を繰り返し、未来社会で必要とされる
「未来のカデン」を開発する。

チームごとに、
グループ、個人で中間報告
甘いロジック、短絡的な考えや発想には、
容赦ないダメ出しが。。
今回、ご教授いただけるパナソニックの講師は
コーチングのプロでもあるのだ。

パナソニックでの研修後、
プレゼンテーションまで、
各チームごとに
さらにブラッシュアップ。
商品企画のブラッシュアップをするだけでなく、
より伝わるプレゼンテーションのため、
「未来のカデン」のモックアップ
(製品を具現化したサンプル)を作成することだ。

最終プレゼンテーション
準備に準備を重ねた「未来のカデン」のアイデアを
マーケティングのプロフェッショナルである
パナソニックの幹部社員にプレゼンテーション!
その後、パナソニックの幹部社員から講評をいただく。厳しい声や励ましもいただき、足りなかった観点、抜けていた考えを痛感。ビジネスの奥深さ、面白さを知り、さらなる学びへ深めていく。

経営経済学部経営学科経営学科長 近藤 浩章 教授
