大阪国際大学 経営経済学部の1年次生(経営学科87名、経済学科55名)が、未来の自分と向き合う一歩を踏み出しました。
「コース体験ツアー」と題されたこの学びの旅は、大阪南港にあるおおさかATCグリーンエコプラザを舞台に、社会課題に挑む企業の展示を通じて、学生たちの視野を大きく広げました。
学生たちは、伊藤園の茶殻リサイクル、阪急電鉄の回生ブレーキ、一条工務店の浮上型耐震シェルターなど、企業の創意工夫に触れながら、社会課題への取り組みがいかに多様で実践的であるかを実感しました。
展示を見学する中で、「身近な素材が新しい価値を生むこと」「日常の移動手段がエネルギーを生み出す仕組み」「災害時にも安心して暮らせる住まいの工夫」など、学生それぞれが自分の視点で驚きや発見を得ていました。
学修シートには、展示を通じて得た気づきや考えが数多く寄せられ、社会と自分の学びがつながる瞬間を体験したことがうかがえます。単なる見学にとどまらず、事前・事後課題やワークシート記入を通じて、学生たちは自らの進路を見つめ直し、コース選択に必要な判断力と表現力を育みました。
大阪国際大学経営経済学部では、こうした体験型・実践型の学びを通じて、学生一人ひとりが社会の課題に向き合い、現場で活躍できる力を育むことを目指しています。これからも、理論と実践を融合させた教育を通じて、地域・企業・世界とつながる人材の育成に取り組んでいきます。




コース体験ツアー委員
教授 三輪 淳之
教授 宮城 潮
教授 各務 晶久
講師 増井 隆彦
(文責 増井 隆彦)