栄養学科では実践力を持った栄養士を養成するため、栄養士専門科目に加えて防災教育や救命講習などさまざまなプログラムを2年生の栄養士総合演習Ⅰにて実施しています。その一環として、8月7日(木)に大阪ガスハグミュージアム「hu+g MUSEUM」で学外研修を実施しました。5月17日の防災教育に引き続き、2回目の今回は業務用厨房施設の見学とエコ・クッキングに関する講義を受講しました。

業務用厨房施設の見学では、HACCP(国際的な食品衛生の手法)に対応した厨房設備や機器、調理作業者の安全など作業環境に配慮した調理器具や作業空間など、実物に触れて体験することができました。
また、エコ・クッキングに関する授業では、大阪ガスクッキングスクール インストラクター 管理栄養士 小濱様より食料自給率や食品ロス、食材の廃棄を少なくする工夫について講義を受けました。

2年生にとって今回の学外研修は、これまでの授業で学んだ食品衛生や給食管理そして食をめぐる問題について、より知識を深めることのできる貴重な機会となりました。研修後のレポートでも、今回の研修で学んだことを後期の授業や卒業後に活かしたいというコメントが多数みられました。

【学生の感想】
今回の研修では、大量調理施設における安全管理や衛生管理を実際の設備を通じて学ぶことができました。作業者の安全やHACCPに対応した調理機器の設計に感心しました。今後の大量調理実習では、温度管理や交差汚染防止など、現場で学んだポイントを意識して取り組みたいです。

学外研修を通して、食品が無駄にならないように管理や調理の工夫がとても大切だと実感しました。賞味期限や保存方法の確認、必要な量を見極めたり、違うように調理したり細かな気配りが食品ロスの削減につながることを学びました。

今回の研修で、安全な厨房づくりや衛生管理の大切さを知りました。
これからの実習では動き方や衛生、温度に気をつけ、安全で安心な調理を心がけたいです。


日程 : 8月7日(木)
場所 : 大阪ガスハグミュージアム「hu+g MUSEUM」
参加 : 栄養学科2年次生
内容 : 業務用厨房施設の見学とエコ・クッキングに関する講義を受講

引率 :坂井教授(栄養学科 学科長)、海老澤准教授
協力 :大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部 地域協働センター

栄養学科×大阪ガスネットワーク(株)×守口市危機管理室-産官学連携の実践型防災研修 | 大阪国際大学 大阪国際大学短期大学部

ハグミュージアム/大阪ガス

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