国際教養学部国際観光学科の辻ゼミ(3年生)が、2025年7月5日(土)にゼミ活動として大阪国際空港(伊丹空港)を訪問しました。

空港は、EXPO2025大阪・関西万博の開催期間中ということもあり大変にぎやかな雰囲気でした。


 空港では各航空会社の設備やサービス、保安検査場、空港職員や旅客の様子とともに空港ロビーや展望デッキなどの公的空間、飲食・物品販売の店舗関連、併設ホテルや交通手段など、多方面から概要を視察し、航空業界への理解を深めることができました。

      飛行機以外にも特殊車両が見られる
     出発ロビーにて搭乗手続きの様子を確認
フライト情報横パネルには七夕飾の設置など季節感あふれる空間が広がっていた
大阪・関西万博の告知ポスターや特別コーナーなど例年にない設置が見られた

 その後、7月17日(木)には、空港視察についてテーマ性のある視点でプレゼンテーションを行いました。

 例えば「小さなお子様連れのご家族でご利用するとき」、「伊丹空港の障がい者向けの工夫」、「空港での過ごし方モデルコース」、「沖縄に帰る家族連れのケース」、「海外から訪れた家族連れ視点で見た伊丹空港」など、旅客あるいは一般訪問客の立場に立った目線・動線でコンセプトを設定し、分析を行いました。

 各学生からは、空港の魅力発信と同時に課題の提言もあり、オリジナリティのある発表となりました。

 大阪国際空港は飛行機に乗らなくても楽しめる仕掛けや設備、イベントがあり、非日常を味わうことが可能です。事前に空港の歴史や地域事情を学修していましたが、活気あふれる雰囲気や空港独自のにぎわいは、実際に訪れてこそ強く感じられるものでした。

 航空関係者・空港職員の方々の働く様子にはプロ意識やホスピタリティも感じられ、この学外授業を通して「空の仕事」への興味も高まりました。