2026年9月9日(水)、経営学科3年・増井ゼミは、実践的な学びの一環として大阪地方裁判所および大阪高等裁判所にて裁判傍聴見学を実施しました。
■ 経営学の視点で法廷を分析
法廷は、厳格なルールの下、限られた時間と情報の中で証拠と論理を用いて判断を下す「高度な意思決定の現場」です。これは、企業経営における「証拠に基づく判断(データ分析)」「リスク管理」「説明責任」「ステークホルダー間の利害調整」といった経営学の核心部分と深く通じています。 講義で学んだ理論を現実の意思決定プロセスに照らし合わせるため、本ゼミではフィールドワークとして裁判傍聴を取り入れています。
■ 当日の活動内容
午前中は、裁判所の職員の方から実際の空き法廷をご案内いただき、裁判制度の仕組みや法廷内での役割分担についてレクチャーを受けました。その後、学生たちは開廷表を確認し、各自の関心に沿って刑事裁判や民事裁判(控訴審含む)を選択して、実際の裁判を傍聴しました。
傍聴にあたっては独自の「裁判傍聴ワークシート」を使用し、法廷でのやり取りを「事実」と「評価」に分離して記録しました。法廷での事象を「ヒト(役割と行動)」「モノ(証拠と情報管理)」「カネ(損害とコスト)」という経営学の視点で分析することで、単なる見学にとどまらず、組織運営やガバナンスの実例として深い学びを得ることができました。
増井ゼミでは、今後も現実社会と経営学の理論を結びつける実践的な活動を展開してまいります。
(文責 経営学科 増井 隆彦)
