スポーツ行動学科・堀込ゼミ(3年生)は、北海道ボールパークFビレッジ(エスコンフィールド北海道)において、1泊2日のゼミ合宿を実施しました。参加した学生は10名。スポーツマネジメントを「見る・聞く・考える」ことを目的に、試合観戦やスタジアムツアー、球団スタッフによる講話を通して学びを深めました。

1.試合観戦を通してスポーツマネジメントを学ぶ
初日は最寄り駅であるJR北広島駅に集合し、シャトルバスや徒歩でエスコンフィールド北海道へ向かいました。到着後は球場周辺を散策し、飲食施設や商業施設、アクティビティなどが一体となったボールパーク全体を視察しました。学生たちは施設を見学・体験しながら、「野球を観る」だけではない新しいボールパークのあり方について学びました。球場周辺ではカヌーなどのアクティビティも展開されており、スポーツ観戦とレジャーを融合させたボールパークの魅力についても学びました。

その後、北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズの試合を観戦しました。学生たちは単に試合を楽しむのではなく、観客の動線や座席レイアウト、飲食サービス、演出、デジタルサイネージ、ファンサービスなど、スポーツマネジメントの視点から施設運営や観戦環境を観察しました。また、従来の野球場とは異なるエスコンフィールドならではの工夫や価値創出について考えながら、「観戦する場所」から「一日中楽しめる目的地」へと進化したスタジアムが果たす役割について理解を深めました。

2.普段は入れない場所を見学したスタジアムツアー
2日目は、ファイターズガールによる約50分間のスタジアムツアーに参加しました。球場の歴史や施設の特徴について解説を受けながら見学し、普段は立ち入ることのできない監督・選手用ベンチや各施設を案内していただきました。学生たちは、試合中には見ることのできない舞台裏や施設設計の工夫に触れ、プロスポーツ施設が「観戦する場」にとどまらず、多様な価値を創出する空間として機能していることを学びました。

3.球団スタッフからスポーツマネジメントを学ぶ
最後は、北海道日本ハムファイターズの執行役員の方より講話をしていただきました。講話には大阪体育大学や北海道教育大学の学生も参加し、大学の枠を超えて学ぶ機会となりました。講話では、エスコンフィールド北海道建設の経緯や施設コンセプト、ボールパーク事業の特徴、地域との連携などについて詳しくお話しいただき、スポーツマネジメントの最前線を学ぶ貴重な機会となりました。講話後には活発な質疑応答も行われ、学生たちは熱心にメモを取りながら、現場で働く方ならではの考え方や課題について理解を深めることができました。

おわりに

今回のゼミ合宿では、試合観戦、スタジアムツアー、球団スタッフによる講話を通して、スポーツマネジメントを「見る・聞く・考える」という視点から学びました。教室では得られない現場ならではの学びや気づきを数多く得ることができ、スポーツマネジメントを実践的に学ぶ貴重な機会となりました。学生たちは2日間を通して、国内屈指のボールパークでスポーツマネジメントを体感し、教室では得ることのできない多くの学びや気づきを持ち帰ることができました。