経営経済学部 経営学科の「企業経営・マーケティングコース」2年次では、パナソニック(パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社)様のご協力のもと、年間を通じた「実践型の学び」プログラムを推進しています。
本プログラムは、前期の松下幸之助の経営理念に学ぶ「経営理念リサーチ」に始まり、後期には実際の社会課題に挑むリサーチプロジェクト「明日のカデン」、さらにその先には後期集中講義「パナソニック・ビジネスリーダー養成プログラム」へと段階的に発展していく、極めて実践的なカリキュラムです。
その第一歩として、5月26日にパナソニック様より講師をお招きし、特別講義「松下幸之助と経営理念」を実施しました。不確実性の高い現代のビジネス社会において、企業の指針となる「経営理念」の重要性はますます高まっています。講義の中で、学生たちは『実際の生きた経営は「航海」に、経営学は航海の指標となる「地図」に譬えられる。そして経営理念は、事業の目的や価値観を示す「羅針盤」といえる』という、「理論と実践の橋渡し」の重要性を学びました。

これを受け、前期のプロジェクトである「経営理念リサーチ」が本格始動しました。学生たちは松下幸之助氏の「30のことば」からグループごとに1つを選択。昭和初期の世界大恐慌や熱海会談など、企業が困難に直面した際に「立ち戻るべき原点」として機能した理念の歴史を紐解きながら、「現代の経営において、この理念をどう機能させるか」という現代的文脈への再定義を試みます。

事前学修に続き、同社の原点に触れるべく「パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館」へのフィールドワークを行った学生たちは、創業者スピリッツへの理解を深め、社会の課題に挑むリアルなスタートラインに立ちました。



経営学科では、今後も企業や地域と深く連携し、理論と実践を往還する「実践型の学び」を推進してまいります。
7月の最終発表会に向けて、チーム一丸となって思考を深めていく学生たち。確かな理論(地図)を携え、リアルな経済社会という「航海」へと一歩を踏み出す彼らが、どのような現代の経営理念を導き出すのか、今後の展開が楽しみです。
「ビジネスしようぜ!」