経営学科 小林ゼミでは、「実践型の学び」の一環として、就職活動に臨む3年生を対象に、業界の第一線で活躍するビジネスパーソンとの交流を通じてリアルなビジネス、実際の仕事への理解を深める勉強会(ラウンドテーブル)を実施しています。昨年度はIT、金融、エネルギーなどの業界からビジネスパーソンにゲストとしてお越しいただいて、活発な議論を行ってきました。
今年度第1回となる今回は、昨年の萱島商店街活性化プロジェクト「あった!かやしま」で出会った、地元で活躍されているマーケティングディレクター、株式会社chit-etto代表取締役のアベチカさんをお迎えし、「AI時代におけるWebマーケティングの最前線と、今やっておくと強いこと」をテーマに開催しました。

アベチカさんは、マーケティングディレクター、起業家、経営者、中小企業アドバイザーとしてのプロフェッショナルな顔を持つ傍ら、家庭では主婦・母親でもあるという、多彩な顔を併せ持った「実践派のプロフェッショナル」です。
▼ 株式会社chit-ettoの公式HPはこちら → https://chit-etto.com/
勉強会では、アベチカさんが手がけられた「犬のしつけ教室」の店舗集客 や、「釣り人向けのWebサービス」の認知拡大 といった具体的なビジネス事例をベースに、Webマーケティングの本質について分かりやすく解説していただきました。 特に印象的だったのは、マーケティングの「成果の方程式」として示された、【認知・興味(見てもらう数)】×【信頼・価値認識(選ばれる確率)】= 成果 というお話です 。どちらか一方が欠けても成果はゼロになってしまうため、全体の戦略設計とデータ分析による改善(PDCA)を小さく回し続けることが不可欠であると、実務の視点から熱く語ってくださいました 。
<AI時代、マーケター(人間)に必要な力とは?>
さらに議論は、2022年のChatGPT登場以降、急速に変化している「仕事の構造」へと及びました 。

情報収集やデータ分析、文章・デザイン・動画の生成など、AIが得意とする領域が広がる中で 、これからの時代にマーケターとして求められるのは「知識量」ではなく「どんな視点を持っているか」であるという点です。これから社会に出る学生たちへ、「今やっておくと強いこと」として以下の3つのメッセージをいただきました 。
①実体験を増やすこと(SNS発信、動画、企画、挑戦、そして失敗)
②いろいろな人と会うこと(多様な価値観、感情、人生に触れる)
③ 「なぜ?」を考えること(なぜそう思うのか?を突き詰め、人間を理解する)

<参加した学生の声>
「『企画楽しい!売れるの快感!』『今やっておくと強いことは、実体験を増やすこと』という言葉がとても分かりやすく、ワクワクしました!」
「今の世の中、AIが発達して当たり前に使われているけれど、人と関わる中で価値観を広げることや、知識量ではなく『自分なりの視点を持つこと』の大切さがとても印象に残りました。」
「ECやSNS運用の現場、経営者のリアルなスケジュールなど、具体的なお話が興味深く、勉強になりました。」
「『ただ作るだけでなく、それを見てもらうためのマーケティング』に強く興味が湧きました」
「こころ動かすWebプロモーション」という言葉や、AI時代を見据えたマーケターの視点、AIを前提としたこれからの仕事のあり方に多くの学生が刺激を受けたようです
今後も、リアルなビジネスを学ぶラウンドテーブルは続いていきます。
「ビジネスしようぜ!」