経営学科 小林ゼミは、今年度も新たな挑戦をスタートさせました。今回のテーマは「日本のユニークな商品を、いかにしてアジア市場へ届け、その魅力を伝えるか」です。

 本プロジェクトは、地方に眠る原石を全国、海外で通用する商材に磨き上げる「にっぽんの宝物」プロジェクトと、参加事業者様のご支援のもと進められています。今回は人間健康科学科・喜多野ゼミ、そしてシンガポールの協定校であるナンヤンポリテクニック(NYP)の学生とタッグを組み、クロスボーダーかつ学部横断のチームで挑みます。

奈良食品「戎はるさめ」匠の技に触れる

 プロジェクトの第一弾として、「にっぽんの宝物」JAPANグランプリ2025-2026にて、見事全国の事業者の頂点に輝いた奈良食品株式会社様を訪問しました。奈良食品様は「日本唯一の天日干し製法」を守り続けるはるさめメーカーです。

▼ 奈良食品様の公式HPはこちら https://nara-shokuhin.com/

 現地では、以下のこだわりの真髄を学びました。

  • 厳選された国産原料への徹底したこだわり: 南九州産甘藷澱粉および北海道産馬鈴薯澱粉を使用。
  • 無添加への妥協なき姿勢: 漂白剤・食品添加物を一切使わず、安心・安全を追求。
  • 手間を惜しまない「たぐり」と「天日干し」: 熱湯で溶かされた澱粉が、熟練した職人の手によって手際よく麺状になり、ゆっくりと冷やされ、太陽の下で乾燥されていく伝統の工程。

 手間を惜しまず、職人の手によって一つひとつ丁寧に作られていく製造工程を目の当たりにした学生たちの目には、単なる「食品」ではなく、守り抜かれた「芸術」が映っていました。他では決して味わえない最高の食感と品質が、どのようにして生み出されているのか。学生たちはその真髄を肌で感じることができました。

▼ 奈良食品様のこだわりはこちら https://nara-shokuhin.com/flow/

7月のシンガポール世界大会で、Z世代のアイディアを世界に解き放つ


 本プロジェクトは単なる企業見学ではありません。奈良食品様がグランプリに輝いたメニューを試食させていただき、7月にシンガポールで開催される世界大会に向けて、また、将来のアジア市場導入に向けて、レシピやプレゼンテーション、販路や展示、コミュニケーションを含むマーケティング戦略を練り上げます。喜多野ゼミの学生からは、早速ユニークなレシピが提案され、議論が大いに盛り上がりました。

 経営学科(小林ゼミ)による「マーケティング視点」、人間健康科学科(喜多野ゼミ)による「食のスペシャリストとしてのレシピ提案力」、そしてシンガポールのナンヤン・ポリテクニック(NYP)学生による「現地のリアルな市場感覚」。これらが掛け合わさる時、どのような化学反応が起きるのか…今後のプロジェクトの進捗に、ぜひご注目ください!

「ビジネスしようぜ!」