2月26日、大阪国際大学に近隣の自治体の子ども達を招いて、心理コミュニケーション学科のプロジェクト「フォトコミ」が開催された。

 普段のフォトコミとは違い、下は小学1年生、上は中学3年生と年齢差のある子どもたちに向けて行った「想い」プログラム。大学生の説明を理解することが難しい子どももいたため、噛み砕いた説明が大切になった。「信頼関係って何?」そんな素朴な7歳からの質問に戸惑い、「話をしていると楽しくて嬉しい関係だよ」と咄嗟に伝えたが、本当にそうなのか?と自分に問うた。そんな普段の生活では考えない根本的な意味を考えるきっかけとなった。

 子どもたちの緊張していた顔もアイスブレイクの「だるまさんの1日」で柔らかい表情に変わり、少しずつだが学生との仲も深まった。

 「想い」プログラムでは、なかなかモデル役に立候補してくれる子どもは現れない。恥ずかしさや緊張、何をするのかをイマイチ理解できずに不安になる子どもの様子も見受けられた。しかし、学生のフォローもあり沢山の子どもがモデル役に挑戦することができた。撮影終了の頃には、なにか吹っ切れたような顔や達成感に満ち溢れた子どもの表情を読み取ることが出来て嬉しかった。

 卒業する私にとっては、今回が最後のフォトコミ参加となった。前に立って話すことが苦手だった私が、今は誰かの心に寄り添う言葉を発することができる。そんな成長ができたフォトコミは、私にとって子どもたちや他の学生との繋がりを与えてくれる活動だった。これまで参加していて良かったなと思う。

【文】心理コミュニケーション学科4年 日下部沙弥
【写真】soramark 相葉幸子
【担当教員】林 幸史