1.活動目的
スポーツ行動学科では、スポーツ現場での実践経験を通じて、学生が「自ら考える力」「自ら動く力」を身につけることを重視しています。今回のサントリーサンバーズ大阪 ONE Day インターンシップは、プロスポーツチームと連携し、学生がトップレベルの試合運営を間近で学ぶ貴重な機会として企画されました。
本活動は、
・スポーツマネジメントの実践理解(運営・ファンサービスなど)
・現場でのコミュニケーション力の向上
・クラブと学生の“協働”による価値創造
を目的としています。
2.活動内容
日程と参加者数:延べ50名が参加しました。
11月15日(土) 12名
11月16日(日) 13名
11月29日(土) 16名
11月30日(日) 9名
会場:おおきにアリーナ舞洲
学生たちはサントリーサンバーズ大阪のホームゲームにおける運営スタッフとして、以下の業務に従事しました。
プロスポーツの試合を支える現場で、来場者の体験価値向上に寄与する重要な役割を担いました。


① 座席案内・会場案内
来場されたお客様をスムーズに誘導するため、学生は1階席・2階席・アリーナ席の座席案内を担当。会場内の導線、トイレ・売店の位置なども説明し、初来場の方でも迷わず観戦できるようサポートしました。


② 入場口でのチラシ配布
入場口ではクラブ公式チラシを配布。笑顔での挨拶や簡単な説明を添え、来場者が気持ちよく試合を迎えられるよう“第一印象づくり”を担いました。


④ 清掃・片付け業務
試合終了後は会場清掃、備品整理、座席周辺の片付けなどを担当。普段は見えない“運営の裏側”に触れ、プロのイベントが丁寧な後処理と段取りで支えられていることを体感しました。


3.学生のコメント(アンケート自由記述より)
インターンシップ後のアンケートでは、活動を通して得られた多くの学びや気づきが寄せられました。主な意見を以下の3つの観点から紹介します。
① 学び・成長
「知らない人に声をかけることに緊張したが、案内して感謝される喜びを知った」
「色々な人と話す場面があり、コミュニケーション力が磨かれた」
「運営側の視点を知り、お客様の動きを先読みする大切さを学んだ」
② 課題・反省
「忙しい場面で指示待ちになり、自分から動く必要性を感じた」
「案内説明がうまくできず、事前準備の大切さを痛感した」
「座席の場所が複雑で、自分の理解不足を実感した」
③ 満足度・モチベーション
「運営の裏側を知ることができ、学びが多かった」
「たくさんの経験ができ、参加して本当に良かった」
「また参加したいと思える1日だった」
多くの学生が活動に高い満足感を示し、プロの試合運営を体験したことが“将来のキャリアを考えるきっかけ”になったという声も寄せられました。

