経営経済学部・経営学科の小林ゼミでは、「実践型の学び」の一環として、就職活動に臨む3年生を対象に、業界の第一線で活躍するビジネスパーソンとの交流を通じてリアルなビジネス、実際の仕事への理解を深める勉強会(ラウンドテーブル)を実施しています。今年度はこれまでにIT、法人営業、金融などの業界などから最前線で活躍されているビジネスパーソンにゲストとしてお越しいただいて、活発な議論を行ってきました。
第6回となる今回は、大阪ガスと伊藤忠エネクスの合弁会社である「株式会社エネアーク」が100%出資する事業会社「株式会社エネアーク関西」より海老池氏と片岡氏のお二人をお迎えし、「エネルギー業界で働くということ」をテーマに開催しました。

災害大国日本の「最後の砦」:講義では、LPガスが災害時の復旧スピードに優れた「分散型エネルギー」であり、国からも「エネルギー供給の最後の砦」と位置づけられていることを学びました 。普段何気なく使っているガスが、実は日本の防災を支える重要なインフラであることを知り、学生たちはその社会的意義の大きさに感銘を受けました。
「堅実」だけど「温かい」: ラウンドテーブルでは、「インフラ企業=堅そう」という事前に抱いていたイメージが良い意味で裏切られました。女性社員の活躍や、意見の言いやすい風通しの良い社風について率直なお話を伺い、学生たちの業界に対する見方が大きく変わりました 。
【参加した学生の声】
「『最後の砦』という言葉が印象的でした。ガスが災害時にこれほど強いエネルギーだとは知らず、それを支える仕事に憧れを感じました」
「インフラ企業は堅いイメージと思い込んでいましたが、実際はとても温かい雰囲気で、新しいことにも挑戦している柔軟な企業であることがわかりました」

今後も”リアルなビジネス”を学ぶラウンドテーブルは続いていきます。〜ビジネスしようぜ!〜