2025年10月25日(土)経済学科の「プロジェクト演習Ⅱb(宇野クラス)」では、門真市のご協力のもとFactorISM(オープンファクトリーイベント(https://factorism.jp/))参加企業2社で、工場見学や体験を行う特別授業を実施しました。
 1社目の株式会社ホーシン(https://hoshin.co.jp/)では、事業内容の説明の後、「第三回 令和の伊能忠敬選手権」に参加し、歩測による測量の難しさを体験しました。他にも工事現場で活躍している測量器の使い方をレクチャーしてもらい、実際の測量体験もできました。
 2社目のマルイチ エクソム株式会社(https://maruitixsomm.co.jp/)では、某有名自動車メーカーの部品(ウォッシャータンク)の製造工程を見学(一部体験)し、学生たちは人気車種の部品が身近にある工場で作られている事実に驚いていました。

(経済学科 宇野伸孝)

学生の感想(抜粋)

株式会社ホーシン
「測量器などを自社で安く作りつつ品質も高く、差別化してるところがとても印象に残りました。社員の方々の人柄がとても良くて、わからないところがあればすぐ教えてもらえて良かったです。」
「門真のものづくり企業の中には、普段は目立たなくても、日常生活に必要不可欠な水道管など縁の下の力持ちのような役割を担っている企業があることに改めて気付きました。また、工事や止水など現場での作業を分かりやすく教えていただきました。」
「歩測をして距離を測る難しさを知って、伊能忠敬の凄さを実感しました。」

マルイチ エクソム株式会社
「人の手で一つずつしっかりと成形している様子を見て、技術力が試される仕事だなと思いました。」
「成形に失敗したプラスチックなども溶かして再利用されていたので、環境に良いと思いました。」
「ただ注文されたものを作るだけではなく、自社製品の開発にも取り組んでいることにびっくりしました。今回、間近で作っているところを見ることができて、とても勉強になりました。」
「プラスチックで様々な製品を作りながら、リサイクルなどにも積極的で、地球に優しいものづくり企業だと感じました。」