2025年9月11日、国際コミュニケーション学科 山下 純 教授は、セミナーⅢ生6名を引率し、高槻市の「明治なるほどファクトリー大阪」を訪問した。

1. 学外学習の概要と目的


今回の学外学習の目的は、大手食品メーカーの製造現場やブランド戦略、展示手法を実地で学ぶこと、ならびに企業活動への学生の関心を高めることであった。

学生は企業の見学ツアーに参加し、製造工程や商品の魅力、ブランドの表現方法を体験した。

2. 学生の学びと課題への取り組み


学生は見学後に「もし企業(明治)の責任者であるならば、展示やブランドの見せ方をどう改善するか」という課題に取り組んだ。

学生の主な提案は以下の通り:

・体験型展示の導入

「クイズやゲーム感覚で競いながら体験できる展示があると、子どもから大人まで楽しめる」

「チョコレート作りや試食体験を増やし、楽しみながらブランドを理解できる場にする」

・ブランドや商品の視覚的表現

「過去の商品パッケージや広告を展示し、時代ごとの明治らしさを体感できるようにする」

「プロジェクションマッピングで製造過程や栄養の工夫を分かりやすく伝える」

・バリアフリーへの配慮

「字幕や点字を用意し、聴覚・視覚に問題がある方も理解できる展示にする」

・体験の持ち帰り要素・デジタル活用

「タッチパネルやQRコードでCMや時代背景、消費者の声などを見られるようにする」

「オリジナルのチョコレートパッケージを作り、記念品として持ち帰れる仕組みを導入」

学生はこれまで消費者としてしか接したことがない食品メーカーの製造現場や展示を実際に学び、提案課題に取り組むことで、企業活動について主体的に考える機会を得て、企業側の視点や立場にたって、改善策を構想する学びの機会となった。

3. まとめ

今回の学外学習を通じて、学生たちは以下三点の学びと気づきを得ることができた。

・製造現場やブランド戦略の理解の醸成

・展示デザインや来場者体験に対する実践的視点の獲得

・課題に取り組み、自ら主体的に考え、改善策を提案する力の養成

全体として、学生は企業の現場見学での気づきを振り返り、自ら具体的な提案を検討して学びの成果を実感できた。学生は企業の展示体験の改善点や可能性を考察する力を育んだ。

以 上