国際教養学部国際コミュニケーション学科の董ゼミ(3年生)は、2025年9月11日(木)、ゼミ活動の一環として、大阪池田のカップヌードルミュージアムを訪問しました。
館内では、インスタントラーメンの発明者である安藤百福氏の情熱や、カップヌードル誕生の背景を紹介する展示を見学しました。戦後の食糧難を乗り越えるための発想の転換と革新の歴史に、学生たちは深い感銘を受けました。歴代商品のパッケージ展示や、開発過程を再現したジオラマも印象に残った様子でした。


〈インスタントラーメンの誕生について〉 〈当時の開発過程を再現したジオラマ〉
また、体験コーナーでは、オリジナルの「マイカップヌードル」作りや「チキンラーメン手作り体験」に参加し、食の創造性と工程の奥深さを体感しました。楽しさの中に学びを見いだす貴重な経験となりました。


〈チキンラーメン作り体験〉 〈マイカップヌードル作り体験〉
さらに、9月18日には、今回の訪問を振り返るプレゼンテーションを実施しました。
学生たちからは、安藤氏の挑戦の歴史に触れることで「発想力」「問題解決力」「継続する力」の重要性を再認識したとの声が多く寄せられました。戦後の食糧難を背景にした開発ストーリーに強く心を動かされた学生も少なくありませんでした。


このような体験型の学びを取り入れることで、知識だけでなく五感を通じて学ぶ新鮮さが学生たちにとって大きな刺激となりました。今回の経験は、今後の学習意欲を高めるとともに、将来のキャリア形成に向けた積極性を育む契機となりました。