経営経済学部 経済学科「プロジェクト演習Ⅱ(2024年後期 小竹森クラス)」では、PBL(課題解決型学修)の手法を用い、大学のキャンパスがある、守口市よつば小学校区の「安全・安心なまちづくり」を考えました。

 授業では、グループワークを重ねた上で実際によつば小学校区へフィールドワークに出かけ、以下の2点の調査をおこない、調査の情報を基に、模造紙で成果物(安全・安心マップとご近所づきあい調査)を仕上げました。

①学生の五感から「危険」と思う箇所の調査

②ヒアリング調査:「ご近所づきあいの希薄化」、地域の「強みと弱み」

 12月21日(土)には、「よつば地域コミュニティ協議会」の方々への報告会を開催し、ご講評を頂きました。

◆学生の学び・気づきなど

【フィールドワーク】

・子どもがいる親世代では交流が活発である一方、高齢者の中には孤立感を抱える人もいることが明らかになった。

・今回の調査では、質問回答者が高齢者の方が多く、若い世代に話を聞くことが少なかったので、高齢者の方の意見に偏ってしまった。若い世代の声を取り入れることで、新しい発見に繋がると思った。

【グループワーク】

・多様なアイデアを一つにまとめる経験は、地域課題の解決だけでなく、今後の人生にも役立つ貴重な学びとなった。

・グループで活動するときは体調に気を付けておかないと、メンバーに迷惑がかかってしまうということを痛感した。

【地域の方々への報告会】

・私は人前で話すことが苦手でしたが、今回の発表を通じて自分の意識が変わりました。聞いてくれる人たちの反応が感じ取れることで、話すことが楽しいと思えるようになった。

・地域の方々の講評を通じて、よつば小学校区だけの問題だけでなく、守口市全体の問題にも気づかされた。

(担当:小竹森 晃)