
本学では、学長のリーダーシップのもと、「国際交流・地域活動・課外活動」を学長3本柱という主要な学生教育の実践的機会として位置づけています。学生たちは3つの機会をとおして「体験的・実践的な学び」を身につけ、大学の理念「GLOBAL MIND」の実現に向けて人間的成長を遂げています。
この3本柱を横断的に挑戦して実践の幅を広げたり、興味のある領域を探求して専門性と実践力を高めています。これらを経験した学生が卒業後に社会で活躍している様子をご紹介します。
卒業:短期大学部 幼児保育学科 村松美海 さん(卒業生)
参画:ボランティア活動、地域交流活動
幼児保育学科での学び・実践は卒業後にどのように活きていますか

ピアノ実技の授業では、練習曲だけでなく保育実践につながる曲も教えていただけたので、今でも教科書に載っている曲を見ながら子どもたちと歌うことを楽しんでいます。手遊びの参考書も今でも大切にしている教材の一つです。一つの手遊びの中でも様々なアレンジ方法を授業の中で教えてもらうことができたので、実習先ではもちろん働いてからもとても活きています。
保育者として働く魅力
1年目の時に感じた魅力は同じ子どもたちと長期間かかわることで、名前を覚えてもらったり、登園時に「みゆ先生がいてくれてうれしい!」と言ってもらえたりする子どもとの関係の深まりでした。在学時の2週間の実習では味わえなかったことなのでとても嬉しかったのを覚えています。
3年目になって感じる魅力は子どもの成長を感じられることです。入職時に1歳児だった子どもが今では3歳児。心も体も大きく成長している姿を見て、今日も頑張ろうと力をもらっています。
学生時代に打ち込んだことの感想



おはなしいっぱいチャレンジでの活躍
おはなしいっぱいチャレンジはコロナ禍で海外研修が叶わず悔しい思いをしているところに先生からお声掛けいただき、今の自分たちに何ができるのかを考えながら1から作り上げていった企画でした。どんな風に活動していくのかを意見を出し合いながら進めていき、Instagramを開設したり、zoomでの交流会をしたりと、様々な制限の中でも工夫して異文化交流を経験することができとても貴重な機会でした。今も後輩たちが様々な活動を続けてくれていることが嬉しいです。
わくわくランドでの活躍
幼児保育学科主催 わくわくランド「英語で遊ぼう」―自治体との連携で取り組む子育て支援― | 大阪国際大学短期大学部
幼児保育学科主催 わくわくランド「木片で作って遊ぼう」―自治体との連携で取り組む子育て支援― | 大阪国際大学 大阪国際大学短期大学部
キッズキャンパスでの活躍
お知らせ詳細:「OIU・OICキッズキャンパス」学生SDGs企画―捨てちゃうなんて「もったいない」野菜スタンプで葉書を作ろう― | 大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部
FMラジオへの出演
卒業後、趣味でドロシーとしての活躍



在学中に受けた課外授業のつながりから、2023年5月に「ドロシーの冒険」という舞台に出演させていただきました。保育教諭と同じくらい夢見ていた職業が歌のお姉さんで、音楽が好き、表現することが好きな私の夢がかなった瞬間でした。在学中にコロナだからと諦めず、多くの課外活動へ積極的に参加していたからこそ得られた機会で、広くアンテナを張り様々なことに挑戦することを今でも心がけています。今後も子どもたちとわくわくする体験を積みかさねていきます。
後輩へのメッセージ
まずは学生であることを思いっきり楽しんでほしいと思います。学生時代は失敗を恐れずに何にでもチャレンジできる期間です。ましてやコロナが明けた今はさらに様々な経験ができるチャンスがたくさんあると思うので正直羨ましいくらいです。
保育者を目ざしている皆さんは、本物にたくさんふれていただけたらと思います。自然でも、音楽でも、スポーツでも、なんでも本物に勝るものはありません。本物を知ることで日々の自由遊びから、様々な表現遊びの場などでエピソードを話すことができたりと役に立つことがありますよ。
今すぐにできることは手遊びのレパートリーを増やすこと!これだけで人気の先生になれること間違いなしです。