7月5日、大阪府内の小学校にて、心理コミュニケーション学科のプロジェクト「フォト・ベースド・コミュニケーション」、略して「フォトコミ」が開催された。「フォトコミ」とは、写真を用いたコミュニケーションを通して、子どもたちの自己表現力や自己肯定感の向上を目指すプログラム。
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今回は「想い」を撮影した。撮影者がモデルに質問を投げかけて、それに答えるときの表情を撮影するのだが、その質問に答えた後の表情や、質問されて悩んでいる友達の表情に注目して撮影した。そして、撮影しながら質問をするという少し難しいことにも、楽しみながら取り組んだ。子どもたちは質問に詰まっても、どんなことを聞いたら「想い」が写るかなと考えながら、撮影できたと思う。日常では体験できない、カメラ越しに友達や先生と話す、そして、「想い」に注目するという貴重な体験ができたのではないだろうか。
「想い」に注目するのにカメラは必要ない。しかし、今回の体験を通して、より「想い」を感じることの楽しさや大切さを知ることができたと思う。これからの生活でも、「心のカメラ」から友達や先生、家族を覗いて、たくさんの「想い」に触れていって欲しいと思う。
【文】心理コミュニケーション学科2年 上地 桃子