鹿野の特産物イチジクのポーズ

 11月4日、鳥取市鹿野町河内で開かれた「果樹の里山まつり」において、「次世代へつなげるシビックプライド」をテーマに、鹿野ちゃれっじ⋆メンバーがイベントを企画しました。
 企画の1つめは、「河内宝探しフットパス」です。毎年子どもたちが多く参加してくれるこのまちあるきで、河内の魅力を探す仕掛けをつくりました。当日は地域の家族連れや、まちづくりに関心ある隣町の高校生が保護者の方と一緒に参加してくれました。さらには、初めての取り組みとして、地域の方々と一緒に、「縁側カフェ」を開催。フットパスの途中、お宅の縁側をお借りして、昔から河内で食されてきた「おやき」を一緒に焼いて頂きながら、河内の昔話をお聞きすることができました。
 もうひとつは「果樹の里山アクセサリー」の販売です。果樹の里山で収穫されたいちじく、レモンをキーホルダー、ブローチやイヤリングにして販売しました。売上金は、法師が滝に通じる道にある、造の橋の復旧に使用していただく予定です。いつも法師が滝フットパスで通るその橋は、2023年8月の鳥取豪雨で壊れてしまいました。
 このイベントが、河内の魅力を再発見し、再構築する機会となればと願っています。

*「鹿野ちゃれっじ」とは鳥取市鹿野町の地域資源を活かした観光交流事業のことです。国際教養学部国際観光学科 久保 由加里教授ゼミ生は、鹿野町の強みの1つである、「農」をテーマに地域協働活動を行っています。鹿野町河内地区が取り組んでいる、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画して6年目を迎えました。この活動は鳥取県主催 令和2年度「令和新時代創造県民運動表彰」において最優秀賞を受賞しました。

鹿野ちゃれっじ「果樹の里山まつり」(学生企画)は、地域協働センター「ミライに繋がる地域との協働・共創」の採択企画です。

採択企画  : 鹿野ちゃれっじ2023(学生企画)
テーマ  : 2023年度「シビックプライドを次世代へつなぐ」
学生  : 国際教養学部 国際観光学科
高場 未湧さん 4年次生
前 穂乃実さん 4年次生
原井川友梨さん 4年次生
鶴岡えみりさん 3年次生
アドバイザー  : 久保由加里 教授 国際教養学部 国際観光学科

写真(下):河内宝探しフットパス

写真(下):地域の方々と一緒に「縁側カフェ」を開催

写真(下):果樹の里山アクセサリーの販売

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