1月25日に学内にて、心理コミュニケーション学科のプロジェクト「フォト・ベースド・コミュニケーション」略して「フォトコミ」を本学園職員の方々に向けて実施した。
「フォトコミ」とは、写真を用いたコミュニケーションを通して、自己表現力や自己肯定感の向上を目指すプログラムである。
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当日はそれぞれ部署の違う職員さん12名が「発見」プログラムに取り組んだ。
一眼レフカメラに触れるのが初めてな方や、なんでも撮ってよいと言われると何を撮ったら良いかわからないという大人ならではの声もあったが、それぞれの心が動いたときに撮った写真はどれもすばらしく、何より写真へのコメントの表現力に驚いた。
今回のフォトコミの目的は、自己理解と他者理解、職員さん同士のつながりと学生と職員の交流であった。新入職員の方もいたため、これを機にどのような方と共に働き、自分自身は何に心を動かされるのかを知ってもらえたらうれしく思う。経験も深まる大人だからこそ、ときめきや感性を再度大事にしてもらいたい。
普段は小学生に向けてフォトコミをしているため、大人向けとなると緊張はしたが、楽しいという声にうれしさと安心感を抱いた。小学生だけではなく、大人にも写真の良さや写真からうまれるコミュニケーションは伝わるのだと、新たな「発見」となった。
【文・写真】心理コミュニケーション学科 4年次 池田 紗良