経営経済学部経済学科の「経済ファイナンス論」(金曜限、担当:外島)において,東洋証券株式会社投資情報部の安田秀樹主事に「東洋証券独自のリサーチ手法」というテーマでご講演を頂きました。安田氏は国際公認投資アナリスト(CIIA)と日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)をお持ちの証券アナリストで、約25年間一貫してアナリスト活動に従事されています。
安田氏は任天堂をはじめサブカルチャーから電機、電子部品などを広く担当しているアナリストで、ブルームバーグや日経などのメディアへのコメントや、業界誌でゲーム業界を深く考察・分析する連載も手掛けています。
今回の講演では、東証証券独自のリサーチ手法ということで、アナリストとは何か?という話のほか、決算説明会における苦労や質問を通じた経営者の認知向上などの地道な活動や、アナリスト業務の日常などを説明され、最後にアナリストは面白い、証券業界には経営者と対話できる魅力的な仕事がありますと締めくくられました。
*本ご講演は、前期の桑原社長講演に続き、東洋証券様により無償でご提供頂きました。
学生の主な感想
・アナリストという名前は認知していたが、今回の安田氏の講義を聞いて詳しく知ることが出来た。さらにゲームの市場についても詳しく知ることが出来た。
・営業だけでなく、分析や調査もあり、経営者の視点から見ることができるのが面白いということが分かりました。
・これまでアナリストという仕事はあまり馴染みのないものでしたが、予想を公表するにあたり、様々な視点から調査や分析を行い、それらを人々に情報として提供する重要な使命を持っていると感じました。また、ゲームの売上などでも、世間の評価と実際の分析結果とでは、異なる結果が見えてくるというのも興味深かったです。