10月某日寝屋川市内の小学校にて、本学の心理コミュニケーション学科のプロジェクト「フォト・ベースド・コミュニケーション」、略して「フォトコミ」が開催された。
「フォトコミ」とは、写真を用いたコミュニケーションを通して、子どもたちの自己表現力や自己肯定感の向上を目指すプログラムである。
当日は、フォトグラファーの相葉幸子さんと学科学生8名が、子どもたちの写真撮影をサポートし、小学6年生を対象に「発見」プログラムを実施した。
初めて一眼レフカメラを使う子が多く、毎回恒例の相葉さんの写真教室では児童の皆さんが大いに盛り上がりフォトコミの良いスタートとなった。
そして、いざ「発見」プログラムを開始すると多くの児童が日々過ごしてきた学内であるのにもかかわらず目を輝かせて撮影に励んでいた。
友達の写真をみて素直に褒め、個性の豊かさを楽しむことができた児童の皆さんはお互いの新しい一面を「発見」したのではないかと思う。
最後に、学生達も主にフォトコミを引っ張ってきた4回生から次世代の3回生への代替わり期間で、試行錯誤しながらの児童さんとのフォトコミとなった。
学生達と児童さん達の間に絆が生まれる一面もあり、お互いに良い思い出にもなった。
【文】心理コミュニケーション学科3年 木村 夢咲