駐大阪大韓民國総領事館の金 亨駿(キム・ヒョンジュン)総領事による講演会が11月21日、大阪国際大学で開かれました。
金 亨駿総領事は日本企業で勤務したご経験があり、流暢な日本語で「韓国と日本における政治の理解」と題して講演頂きました。
大使館や総領事館の業務や文化活動についての説明から始まり、韓国の政治システム、韓国の政治と外交を簡潔に分かり易く説明して頂きました。冒頭、「韓日は近くて異なる国である」ことをよくよく理解した上で、関係構築・協力推進をすべきであると力説されました。「近いから似ているはずという思い込みは、時として、思わぬ誤解の元となる。韓国と日本の間には多くの課題があるが、両国、特に若者が知恵を出し合って、それらを巧く解決していくことが、両国間の関係強化に資するものである」との期待を表明されました。
宮本学長はお礼の挨拶で、講義の感想と韓国の大学との提携実績や交換留学生などについて触れ、「より一層韓国との教育・文化交流を深めていきたい」と意欲的に話しました。
講義後には、ご訪問いただいた金 亨駿(キム・ヒョンジュン)総領事、姜鍾富(カン・ジョンブ)領事、玄性徹(ヒョン・ソンチョル)責任実務官、朴來重(パク・レジュン)実務官、本学からは同席した宮本 郁夫学長、伊藤省二副学長、瀬島誠国際教養学部長、韓尚秀教授が懇談と意見交換を行いました。
この度のご訪問を受け、若者を中心とした韓日両国の円滑な協力関係の重要性を再確認し、駐大阪大韓民國総領事館との連携を通して韓国の大学・研究機関と本学との学術交流・学生交流ならびに地域連携活動が今後ますます拡大する機会になったと確信しています。