3月13日~14日、鹿野ちゃれっじメンバーは、さらに活動を充実させるために、他の地域のまちづくりを学ぶ合宿をおこないました。
2日目は岐阜県美濃市です。日本三大和紙のひとつ「美濃和紙」の産地として有名です。「うだつの上がる町並み」は、 国の重要伝統的建造物保存地区に指定されていて、無電柱化されています。
江戸時代から明治時代にかけて特に栄えた商家や紙問屋の建物が建ち並び、歩いていると、タイムトラベルした気分になりました。
その美濃市で、江戸時代の和紙商人の別邸を改修して2019年にオープンした、「NIPPONIA 美濃商家町」を視察しました。また築約150年の「相生町長屋」をリノベーションした、まちごとシェアオフィス「WASITA MINO」で新たなコミュニティが生まれていることも知ることができました。株式会社つぎと 平野 祥氏から、地域の人々と文化に根付いた古民家再生についてご説明頂きました。
今回の合宿を通して、私たちがかかわる鹿野町で、さらに第2の地元づくりをどのようにすすめていけるのか、たくさんのヒントを得ることができました。また新たな地域や人々とつながりを持つことができたことも大きな収穫でした。
今回の合宿を企画してくださった、NPO法人 いんしゅう鹿野まちづくり協議会 小林 清副理事にも感謝します。
*「鹿野ちゃれっじ」とは鳥取市鹿野町の地域資源を活かした観光交流事業のことです。国際教養学部 国際観光学科 久保 由加里教授ゼミ生は、鹿野町の強みの1つである、「農」をテーマに地域協働活動を行っています。耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画して8年目を迎えました。この活動は鳥取県主催 令和2年度「令和新時代創造県民運動表彰」において最優秀賞を受賞しました。
うだつの上がる町並み
NIPPONIA 美濃商家町
まるごとシェアオフィス WASITA MINO