10月22~23日、鳥取市鹿野町で開かれた、「果樹の里山まつり」において、鹿野ちゃれっじメンバーがイベントを企画しました。
今年のテーマは、「SGDsとまちづくり」、そして「大学間協働」です。今回は大阪公立大学の学生さん13名と一緒にまつりを盛り上げました。
22日は、地域資源の掘り起こしのため、地元の方々のガイドのもと、皆で「法師が滝フットパス」をおこないました。森林とダイナミックな水の音に癒されながら楽しく歩きました。その後、いんしゅう鹿野まちづくり協議会副理事から、鹿野のまちづくりについての講義を受けました。夜はみんなで里山ベースの窯で手作りピザを楽しみました。
23日、まつり本番では、「河内なぞ解きフットパス」と「地域資源ビンゴゲーム」を大阪公立大学の皆さんと一緒に実施しました。フットパスでは、果樹の里山のある鹿野町河内の集落を歩きながら、地域にまつわる謎を解いていきます。最後は振り返りミーティングをおこない、それぞれの感想、課題を話し合いました。
地域の方々、大阪公立大学、そして鹿野ちゃれっじメンバーが、一丸となって、地域を楽しい交流空間にすることができました。専門分野の違う大学間協働によって、また新たなつながりと可能性が生まれました。
*「鹿野ちゃれっじ」とは鳥取市鹿野町の地域資源を活かした観光交流事業のことです。国際教養学部 国際観光学科 久保 由加里教授ゼミ生は、鹿野町の強みの1つである、「農」をテーマに地域協働活動を行っています。鹿野町河内地区が取り組んでいる、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画して8年目を迎えました。この活動は鳥取県主催 令和2年度「令和新時代創造県民運動表彰」において最優秀賞を受賞しました。
** フットパスとは、イギリスで発祥した「歩くことを楽しむための道」のこと